<超電磁マシーン ボルテスV>フィリピン実写吹き替え版に豪華声優陣 主人公は小林千晃 諏訪部順一がボアザン帝国“プリンス”に 小市眞琴、中島愛、飯田里穂も
実写版は、フィリピンの地上波テレビ局・GMAネットワークが製作。映画と全90話のテレビシリーズが制作された。テレビシリーズは2023年に全話がフィリピンで放送された。日本のために特別編集されたテレビシリーズが、今秋にTOKYO MXで放送される。フィリピンオリジナル版90話の日本展開も予定されている。
「超電磁マシーン ボルテスV」は、1977~78年に日本で放送された伝説のロボットアニメ。主人公・健一ら剛三兄弟、峰一平、岡めぐみの5人が、合体ロボット・超電磁マシーン ボルテスVに搭乗し、地球に飛来したプリンス・ハイネル率いるボアザン星の侵略軍と戦う姿が描かれた。親子の離別、主人公を巡る衝撃的な展開、異母兄弟との対決、圧政への抵抗と革命などが描かれ、ドラマ性の高さが海外でも高く評価された。フィリピンでも話題となり、堀江美都子さんが歌った「ボルテスVの歌」も人気を集めた。
◇マーク・ゴードン役の金城大和さんのコメント
今回出演のお話をいただいてアニメを見たのですが、アニメならではのキャラクターの素晴らしさ、それをしっかり確立させるバックボーンなど、綿密に人間(生命体)を描いているので、すぐにのめり込みました。実写版は、フィリピンの皆様の愛とリスペクトを深く感じます(ひしひしと感じる)。「ボルテスV」のVはファイブと読みますが、「ボルテス ラブ」と読んでも良いんじゃないかと。青の戦士となり地球を守る。経験なのか直感なのか分かりませんが、なぜか僕にはできる気がします! フィリピンの皆様の大きすぎる愛を全員で受け止め、さらに日本語吹き替えチームの愛も足してお届けいたします。レッツ・ボルトイン!
◇ビッグ・バート・アームストロング役の花倉桔道さんのコメント
ビッグ・バートはアームストロング3兄弟の次男ということで、しっかりした面もありながら純粋で真っすぐな少年らしさも持っているキャラクターだと思います。マット・ロザノさんが演じたビッグ・バートも魅力的なキャラクターでしたので、自分もボルテスV愛をもって魅力的なキャラクターとなるよう演じさせていただきました。全国のボルテスVファン、ロボットファンの皆様! きっと大きな期待も持ちながら、どこか不安も抱えていらっしゃることかと思います。僕も見るまでは同じ気持ちでおりました。ですが、ご安心ください。フィリピンの大きすぎる本物の愛で映像化されたこの作品は、とても素晴らしいものになっています! ぜひ劇場のスクリーンでご覧ください!