わずか1年でFKの名手が退団の可能性 ウェストハムはウォード・プラウズ売却を容認か
ソレール獲得なら序列を落とす
ウェストハムに所属するMFジェイムズ・ウォード・プラウズ(29)はわずか1年で退団する可能性があるという。英『TalkSPORT』が伝えている。 サウサンプトンのユース育ちのウォード・プラウズは2011年にトップチームでプロデビューを果たすと、同クラブで公式戦410試合に出場し、55ゴール52アシストを記録。サウサンプトンがイングランドの実質2部であるチャンピオンシップへの降格が決まった昨夏にウェストハムへ完全移籍を果たした。 プレミア屈指のFKの名手として知られている同選手はウェストハムでの1年目で公式戦52試合に出場し、7ゴール12アシストを記録。ウェストハムの中盤を支える選手の1人として君臨していたが、デイビッド・モイーズからフレン・ロペテギに監督が変わったことで序列に変化が。ここまで2試合リーグ戦を戦ったが、出場は開幕戦の途中出場のみで出場時間は16分のみ。ロペテギ率いる新チームではスタメンから外れている。 そんななか、同メディアによると、ウェストハムはウォード・プラウズへのオファーを待っているようだ。ウェストハムはパリ・サンジェルマン(PSG)のMFカルロス・ソレールの獲得を狙っており、同選手加入であればウォード・プラウズの序列はさらに下がることが予想されているからだという。 すでにウォード・プラウズ陣営は同選手への関心を高めるためにプレミアリーグの他のクラブに積極的に連絡をとっていると同メディアは伝えている。 ウォード・プラウズのFKやセットプレイでのキック精度は一級品で、これから獲得に動き出すクラブが出てきてもおかしくない。積極的な補強で新たなチーム作りを行うロペテギ・ウェストハムで序列を落としているキックの名手の今夏の去就はいかに。
構成/ザ・ワールド編集部