カルテルでも顧客情報漏洩でも「値上げ」 電力大手「不祥事」の行方
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「A先生のリークも役に立たなかったか――」 1月23日。 東京電力ホールディングス(HD) が大手電力会社として6社目となる電気料金(規制料金=家庭の過半が契約)引き上げを申請したことについて、ある永田町ウオッチャーが嘆いてみせた。 関西電力 など4社のカルテル行為で業界団体「電気事業者連合会(電事連)」のトップ人事が迷走し(詳細は後述)、団体存続の正当性すら疑問視される最中である。電力大手には罪悪感のカケラもないのか、岸田内閣は公益事業者の自己都合の値上げを容認するのかと、この人物は呆れ顔だ。
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町田徹