鍛えるシェフの筋肉レシピ:甘酒たっぷり担々春雨スープ(専門家が監修)
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回はランニングアドバイザー、料理研究家の市橋有里さんに教えてもらった「坦々春雨スープ」。[nutrition supervision: Reiko Kawamura]
教えてくれた人
市橋有里さん/ランニングアドバイザー、料理研究家。マラソン日本代表として、1999年世界陸上セビリア大会で銀メダル、2000年シドニー五輪出場。引退後アスリートフードマイスターを取得し、レシピの考案や監修も。 * 元マラソン日本代表で、ランニングアドバイザー、料理研究家の市橋有里さん。現役引退後も日常的に軽いランニングや筋トレ、日々の食事で体調を管理。今回は好きで料理によく使うという“発酵食品”を使ったレシピを紹介。 豆乳に発酵食品の甘酒もたっぷり使った担々春雨スープは、「甘酒をスープに使うと胃にじんわり滲みるおいしさに。鍋を火にかけて5分足らずで完成する簡単腸活スープなので、ぜひトライを」。
担々春雨スープ
※栄養成分は1人分で計算 ◎材料(2人分) ・豚挽き肉…100g ・長ネギ(小口切り)…1/2本分 ・酒…小さじ1 ・米麴甘酒…125ml ・無調整豆乳…125ml ・水…150ml ・鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ1 ・春雨…10g ・醬油…小さじ1 ・小ネギ(小口切り)…少々 ・ゴマ油…小さじ1 ・ラー油…少々 ◎作り方 1. 鍋にゴマ油と挽き肉を入れる(飛び散り防止のために火をつける前に肉を入れる)。中火程度でサッと炒めたら、長ネギを入れ、途中焦がさないように酒も加えて炒める。 2. 1に水、鶏がらスープの素を入れて熱し、沸騰してきたら甘酒、豆乳を入れ、春雨を加える。 3. 2が再度沸騰する直前に醬油を入れて調味し、火を止める。 器に3を入れ、小ネギを散らし、ラー油を振る。
栄養ポイントはココ!
担々味のスープは一般的に練りゴマも使うことが多いのですが、このレシピは甘酒と豆乳だけでコクを出していて大幅な脂質カットができるのもうれしい点。また、豆乳は大豆イソフラボン豊富。骨の健康にも役立ちます。 by 管理栄養士・河村玲子さん
text: Noriko Ozawa(初出『Tarzan』No.869・2023年11月22日発売)