大人も学ぶことが求められる時代に!今注目の、大人の学舎「schola」とは?
オンラインアカデミー運営の為のシステムプラットフォーム「schola」が2024年10月1日に開始した。「schola」は、大人の学びが求められる現代社会において、オンラインで多種多様な講師から、さまざまな学びを得ることのできる、まさに“大人の学舎”といったサービスである。 【写真】元劇団四季の佐藤政樹が学長を務める「人を惹きつける“言葉”アカデミー」 ■人生100年時代に加え「仕事50年時代」、大人になってからの勉強が重要に? 近年、医療の発達、栄養状態や衛生環境の改善などによって、人生100年時代を迎えている。また、ビジネス界隈では人生100年に加え「仕事50年時代」といった表現も。 仕事50年時代に突入し、70歳近くまで仕事をする人が増えた今の世の中において大人に求められるのは、「変化する力・適応する力」となるそうだ。 そんな昨今、注目されているのが「リスキリング」。経済産業省は「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」とこの言葉を定義している。近年では日本政府も推進を積極的に呼び掛けるなど、大人も学び続けることが求められる時代に突入していると言えるだろう。 ■大人の学習時間の現実 大人の学習が求められている現代。その一方で、仕事以外の時間を使って自分の責任でしっかりと学ぶ習慣のない人が多いことも現状となっているようだ。総務省統計局が2022年に実施した「社会生活基本調査」によると、社会人の勉強時間は平均1日13分という結果となっている。2016年の調査からは7分ほどしか増えておらず、日本人の勉強不足はまだまだ改善されていない現状が垣間見える。 また、パーソル総合研究所の「勤務先以外での自己研鑽に関する調査」では、「読書」「研修セミナー・勉強会へ参加」「資格取得のための学習」「通信教育・eラーニング」「語学学習」の5つの項目すべてで、世界平均より大幅に劣る結果となっている。 時代の変化に応じた学び直しが必要な世の中において、こうした現状は日本が世界に遅れをとっている可能性も示唆しており、子どもだけではなく、大人もより一層主体的に勉強時間を増やすことを意識すべきだと言えるかもしれない。 ■大人のための学舎「schola」とは? 自主的な学びの時間を増やすための助けとなり得るのが、10月1日にサービスを開始した「schola」。 「schola」とは、オンラインアカデミー運営のためのシステムプラットフォームで、すでにベストセラー作家や著名スポーツ選手、士業、大学教授などをはじめとした各界のプロフェッショナルが参画し、オンラインサロンや通信講座とは異なる「新たなオンライン教育の形」の創造を目指し、各学長がそれぞれの経験や知見をふんだんに活用した独自的かつ専門的な講座になっているとのこと。 今回はそんな「schola」で開講される、新たに学び直したい人に向けた3つのアカデミーを紹介したい。 ■「人を“惹きつける”話し方」や脳のメンテナンス方法とは? 元劇団四季で、現在は企業研修講師、講演家の佐藤政樹さんは「人を惹きつける“言葉”アカデミー」を10月18日(金)より開講。このアカデミーは、「人を“惹きつける”話し方を通して人生を豊かにする」を理念に定め、理念習得のための必要な3つの要素として「伝えることへの理解」「伝えるためのメンタル」「伝える“場”をつくる」を掲げている。 一生懸命に話しているのに相手に刺さらない、興味を持ってもらえないなど、自分の話し方に不満や悩みを感じたことがある人もいるだろう。そんな人に向けて、劇団四季というプロの表現の世界で生きてきた経験を活かした、「伝えることの本質」にフォーカスしたカリキュラムが提供される。 話し方の基礎からプロのテクニック、マインドセットまで学べる、あらゆるレベルの人が満足できる講座内容となっている。 ■明治大学教授の堀田秀吾さんが学長を務める「Self-Control Academy」 心理言語学、コミュニケーション論を専門とし、研究以外にも、全国放送のワイドショーのレギュラーコメンテーターなど多岐に渡る活動をしている、明治大学教授の堀田秀吾さんが学長を務める「Self-Control Academy」は10月2日に開講。脳が本来持つ力を発揮させるための脳のメンテナンス・脳力向上方法を学ぶことができる。 思考と行動のすべてを司る『脳』を知り、『脳』をメンテナンスし、『脳』を最大限活用するための知識と技術を学ぶことで、記憶力の向上・判断力の強化・意思決定の最適化・創造力の強化などの力を身につけることができる。 脳の機能や潜在力を知りたい、学びたいと思っている人におすすめの講座内容となっている。 ■経営コンサルティングを手掛ける権藤悠さんが学長を務める「フォーカス思考アカデミー」 経営コンサルティングを手掛けるキーメッセージ代表取締役社長の権藤悠さんが学長を務める「フォーカス思考アカデミー」も10月2日(水)に開講。本アカデミーでは、フォーカス思考とされる「社会の中で精度の高い意思決定を行うために解像度高く思考する」力を身につけることができるそうだ。 一般教養から思考力トレーニングまで、体系的に落とし込んだ実践的なカリキュラムを学びたい人、転職市場価値の向上、自己実現できる力を身につけたい人におすすめの講座となっている。 多彩なスキルが求められる、仕事50年時代。仕事や日々の生活で忙しい中でも、いつでもどこでも受講が可能な「schola」で、自らが身につけたいスキルを見つけ、各界のプロフェッショナルから実践的な学びを受けてみてはいかがだろうか。