原宿でエシカルの祭典「MoFF 2024」: マルシェにトークイベント、音楽ライブも
■一青窈さんら人気アーティストによる音楽ライブも
音楽イベントには、一青窈さんや湘南乃風で「若旦那」としても活躍する、新羅慎二さんら人気アーティストが出演する。一青窈さんは、音楽療法に興味を持ち、病院や児童養護施設などに訪問し歌唱する活動を行う。新羅慎二さんは、被災地支援や環境保全などに力を入れる。 最終日(24日)のフィナーレは、10人以上が登壇し、社会課題を話し合う討論会を開く。闇バイトやトー横問題、さらには気候変動など、日本や世界が抱える課題を解決するために何ができるのか、「大人」と「学生」にパネリストが分かれて台本なしで意見をぶつけ合う。 「大人」側のパネリストとして登壇するのは、歌手の加藤登紀子さん、経産省で社会起業家支援を担当する榎本航征氏、立教大学社会デザイン研究科の河口眞理子・特任教授らだ。 「学生」側パネリストの、多田良木乃実さん(青山学院大学総合文化政策学部フェアトレードラボ 2024年度代表)、島田琉太郎さん(学生団体おりがみ/学生団体グリーンベース代表)らの意見に大人たちはどう答えるのか、注目だ。 モフは、会場のウィズハラジュクの地下1階から3階フロアを貸切って行う。3日間で3万人の来場を狙う。
■「JEIエシカルサミット2024」を同日開催、地方発のエシカル語る
初日の22日には、同会場内で一般社団法人日本エシカル推進協議会(横浜市)が「JEIエシカルサミット2024」を開く。エシカルサミットは同協議会が、2年ごとに開いてきた。専門家によるパネルディスカッションを通して、エシカルの潮流を学ぶイベントだ。 今年のサミットでは、「地方×IT」をテーマに掲げた。デジタルテクノロジーを活用し、地方発のエシカルな動きを広げたキーパーソンをゲストに招く。 基調講演には、認定NPO法人グリーンバレー前理事長の大南信也氏が登壇する。大南氏は、徳島県の中央部に位置する神山町の活性化に一役買ったキーパーソンだ。 人口約4700人の神山町で、求職者支援やサテライトオフィスの誘致など、移住者の支援活動を手掛けてきた。 パネルディスカッションは3つ行う。「進化する一次産業が未来を創る」「よりエシカルな伝統工芸へ」に加えて、サミット全体のテーマである「地方×ITでエシカルを加速する」というテーマでパネリストが語り合う。 「地方×ITでエシカルを加速する」のパネルディスカッションに登壇するのは、神山まるごと高専創業メンバー・デザイン教育担当理事の伊藤直樹氏、ジモティーの野村康二郎・ジモスポ事業開発部部長、Digital Platformer(ディジタルプラットフォーマー)の松田一敬CEOの3人。コメンテーターとしてフリーウィルの麻場CEOが加わり、日本エシカル推進協議会の足立直樹・副会長がモデレーターを務める。 日本エシカル推進協議会の生駒芳子会長は、「各地で『エシカルの波』を起こしている本物志向の方をゲストにお招きした。各地のキーパーソンを結集し、地方発のエシカルを発信したい」と話した。 MoFF 2024 – Sustainable eco Society – NEXT資本主義を五感で感じよう 次の100年をみんなで考え、体感し、創造する日 *同時開催「JEI エシカルサミット2024」 開催日時: 2024年11月22日(金)11:00 ~ 20:00 2024年11月23日(土)10:00 ~ 20:00 2024年11月24日(日)10:00 ~ 20:00 会場:WITH HARAJUKU 3F HALL / LIFORK / TERRACE 2F PARK 1F ENTRANCE B1 STREET / SPACE