「公用車でキャバクラヨガ」騒動から6年、庄司ゆうこさんが語る「いつか林さんに総理大臣になってもらい…」【直撃インタビュー#1】
「公用車で白昼個室セクシーヨガに!」 2018年、ショッキングなニュースで世間を騒がせたのは、当時、文部科学大臣をしていた林芳正現官房長官(63)だ。 ■【画像】「公用車でキャバクラヨガ」騒動から6年、庄司ゆうこさんの凄いボディ■ 彼が通っていたヨガ教室は、元グラビアアイドルの女性が経営していたことで、「キャバクラヨガ」と呼ばれ、「いかがわしいサービスがあるのではないか?」などと報道された。 『週刊文春』(文藝春秋)の報道を端に発したこの騒動に対し、ポジティブスターヨガの代表でヨガインストラクターの庄司ゆうこさん(40)は自身のブログ上で「(同社は)健全なヨガスタジオです。完全に営業妨害です」と、真っ向から否定。当時、さまざまなニュース番組に出演し、話題となっていたのだが、彼女は今、どうしているのだろうか――。 「キャバクラヨガ? ああ、そんな報道もありましたね」 騒動から6年――待ち合わせた都内のカフェで、ニッコリと明るくこう笑顔で答えた庄司さん。彼女にとって、あの報道はすでに過去のことのようだ。 「私は元グラビアアイドルなんですが、報道では、元セクシー女優だと書かれてしまって。間違った情報が拡散されてしまい、びっくりしました。 芸能活動では、バラエティー番組やドラマに出演したり、DVDを発売したこともありました。楽しくお仕事をさせていただいていましたが、ある日レギュラー出演していた番組『おねがい!マスカット』(テレビ東京系、08年4月~09年3月)のメンバー入れ替えがあり、私だけが降板になってしまいまして……。そのことがきっかけとなり、別の仕事をしようと思い始めるようになりました」 しかし、グラビアアイドルを辞めようと決意した庄司さんを待ち受けていたのは、恋人との別れだった。
■「ポジティブ」を貫いた結果、売り上げは3倍に
「25歳の時、年上の彼氏がいたんですが、まだ若いのに突然、心不全で亡くなってしまったんです。それが、本当に本当に辛すぎて……。彼はいつも暴飲暴食していたし、健康面で心配はしていたのですが、ついこの前まで元気だったのに、仲良くしていたのに、なんでいきなり、と……。 当時、写真集の撮影も決まっていたんですが、メンタルがやられすぎていた私は“もう行きたくない!!”と思ったのですが、仕事に穴をあけるわけにいかず、毎日毎日、泣きながら撮影をしていました。 だけど、“これじゃダメだ、すぐに別の仕事をしよう”と考えました。彼が亡くなったことで、さらに健康に目を向けるようになり、世の中の方が健康で生きるため、自分にできることはあるかと考えたときに、リラックス効果もあるヨガの講師になろうという思いが高まったんです」 思いついたら即行動する庄司さんは、ヨガインストラクターの資格を取り、2010年、26歳の若さで都内にヨガスタジオをオープンさせた。 「芸能界は引退していましたが、元グラビアアイドルということもあり、スタジオの前でファンの方に待ち伏せをされたり、レッスンを受ける気もないのに冷やかしの電話がかかってきたりと、最初は大変なこともありました。セキュリティを突破して、勝手に教室に入ってこようとしたり、スタッフに“庄司ゆうこさんに会いたいんですが、いつ出勤しますか?”としつこくつきまとってくる人もいましたね。 それでも口コミでお客様も増え、インストラクターも多い時で30人くらいの子が働いてくれて、経営は順調でした」 オープンから8年が過ぎた頃、冒頭の「キャバクラヨガ」騒動が起こる。 「あの報道が出てしまった時は、たくさんの方から“お店を辞めた方がいいよ”“ホームページだけでも今すぐ閉鎖したら?”と言われたんです。マスコミに追われる私を心配して、“逃げた方がいい”とアドバイスをしてくださる方もいましたね。 でも、私は何も悪いことはしていないので、正々堂々としていよう! と、思って。お声がけいただいたすべての会社の取材にお答えしました」 バッシングを受けた当時、庄司さんは33歳。芸能界を引退し、経営者として邁進していた時に突然いわれもない報道をされ、マスコミから集中攻撃をされたわけだが、意外にも彼女は会社名の通り「ポジティブ」だった。 「報道後、ニュースを見て来てくださったお客さまが殺到して、なんと売上が3倍になったんです! 報道の内容は事実と異なるものでしたが、結果的に文春さんには感謝しています」