日米、対中連携で強化を 副長官候補キャンベル氏
【ワシントン共同】バイデン米大統領が国務副長官に指名したカート・キャンベル国家安全保障会議(NSC)インド太平洋調整官は7日、上院外交委員会の人事公聴会で「米国の長期的な利益は主にインド太平洋地域にある」と強調した。覇権主義的な行動を強める中国に対抗するため日本などの同盟・友好国と軍事、経済両面で連携を強化する必要性を訴えた。 キャンベル氏は7日(日本時間8日)が旧日本軍による真珠湾攻撃から82年であることに触れながら、中国を念頭にインド太平洋地域で「戦略的な不意打ちを食らう現実のリスクがある」と語った。日本は「最も重要な同盟国だ」と述べた。