前東洋太平洋王者・堤駿斗がWBAスーパーフェザー級挑戦者決定戦へ 井岡の前座で元世界王者と対戦
◇プロボクシング WBA世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦(2024年12月31日 東京・大田区総合体育館) 【写真あり】井岡一翔 高級外車フェラーリ納車報告に「さすが4階級チャンピオン」腕時計にも注目 ボクシングの志成ジムは18日、都内で会見を開き、前東洋太平洋フェザー級王者で現WBAスーパーフェザー級8位の堤駿斗(25=志成)が12月31日に東京・大田区総合体育館でWBAスーパーフェザー級挑戦者決定戦に出場すると発表した。同級14位のレネ・アルバラード(35=ニカラグア、34勝22KO14敗)と対戦する。 大みそかの大田区総合体育館では前WBA世界スーパーフライ級王者で現同級6位の井岡一翔(35=志成)と現WBA同級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)の再戦が決まっており、堤―アルバラードはセミファイナルで開催される。 堤は16年の世界ユース選手権フライ級で日本人初の優勝を果たすなどアマ通算13冠。21年東京五輪出場を逃して22年にプロ転向し、同年7月のデビュー戦で8回判定勝ちした。23年5月の東洋太平洋フェザー級王座決定戦でジョー・サンティシマ(フィリピン)に判定勝ちし、日本男子最速記録のプロ3戦目で同王座を獲得。今年4月の元WBA世界バンタム級王者アンセルモ・モレノ(パナマ)とのフェザー級ノンタイトル戦では前日計量で体重超過。試合は3回KO勝ちでプロ5連勝(2KO)としたものの、日本ボクシングコミッション(JBC)から6カ月のライセンス停止処分を受けていた。 アルバラードは元WBA世界スーパーフェザー級王者。19年11月にアンドリュー・カンシオ(米国)に7回KO勝ちして戴冠したが、21年1月の初防衛戦でロジャー・グティエレス(ベネズエラ)に判定負けして陥落。同年4月の再戦でも判定負けで王座返り咲きを逃していた。