南場智子オーナー（左）と三浦大輔監督（右）

2015年1月にプロ野球史上初の女性球団オーナーとなった南場智子DeNA代表取締役会長（62）が11日、日本記者クラブで会見し、「今まで生きてて一番幸せなくらい幸せ」と喜びを爆発させた。 【ノーカット】DeNA・三浦大輔監督会見「美味しい魚を食べに行きました」 DeNAは今季、リーグ3位でクライマックスシリーズに出場し、2位阪神、リーグ制覇の巨人を下し、下剋上を達成、7年ぶりに日本シリーズ進出を決めた。日本シリーズでは、2連敗からの4連勝でパ・リーグ王者のソフトバンクを破り、26年ぶり3度目の日本一に輝いた。 冒頭で「本当に皆さんの支えのおかげです、ありがとうございました」と感謝を述べ、「全員が力を合わせて本当に凄まじく頑張った結果」と総評。 2015年の就任会見では「ファンのみなさんに楽しんでいただける球団にしていきたい」と話していた南場オーナー。「26年間お待たせをしたファンの皆さんそしてご支援をくださった全ての皆さんに喜びをお届けすることができたというのが、また最高の喜びです」と自身の掲げた目標を達成した喜びも嚙みしめた。 女性“初”の球団オーナーとして、“初”の日本一を達成し、ビールかけにも“初”参戦。「もうなんかはしゃいでしまいましたね（笑）」と“初めて尽くし”の経験に興奮したという。「思いのほか（ビールを）飛ばすのに技術が要るなとか、意外と最初は飛ぶんだけどすぐに止まらなくなっちゃうんで、後はもうかけるしかないとか」とビールかけからも学びを得た。 さらに南場オーナーはクライマックスシリーズから、日本シリーズまで全試合を観戦。ゲン担ぎは「やりすぎちゃうんですよね」と明かし、「付けてるピアスとかネックレスとか、あとジャケットとか、かなりやってしまいます」と笑顔で話した。 来季は三浦大輔監督（50）と共に「リーグ優勝しての日本一」を目標に掲げ、日本一連覇を狙う。