【アライグマ】立田山で初確認受け熊本市が生息状況調査 近くには国指定文化財・泰勝寺跡
KKT熊本県民テレビ
熊本市の立田山でアライグマが初めて確認されたことを受けて、熊本市は付近の生息状況について調査に乗り出しました。
11月3日、熊本市の立田山で環境省の特定外来生物に指定されているアライグマの生息が初めて確認されました。
これを受け、熊本市は生息状況の調査に乗り出しました。27日はアライグマが確認された場所の近くにある国指定文化財・泰勝寺跡にある細川家墓所に無人カメラを設置しました。
近年、全国各地で野生化したアライグマによる文化財への被害が報告されていて、熊本市は生息状況の調査とともに、文化財への被害を未然に防ぎたいとしています。姿が確認できれば、ワナの設置を行うなどを行う方針です。
■熊本市文化財課 松永直輝文化財保護主任主事 「古い建物ですので、住みつかれてフン害などの被害があってはならないので、-実際に来ているかどうかというところから、情報が得られればと思っています」 熊本市は、アライグマを見つけた場合、むやみに近づかず、環境政策課に連絡するよう呼びかけています。 ▼熊本市環境政策課 電話096-328-2427