「日本の子どもは自信がない」子どもの心を傷つけずに、自己肯定感を高める声かけ
こんにちは。子どもの愛着の専門家、助産師さきです。 実は日本の子どもたちは自己肯定感が低いって知っていますか? どうして自己肯定感が下がってしまうのか……。理由はシンプルです。 “子どもの自己肯定感”を上げたいなら…児童精神科医が警鐘を鳴らす「親がやってはいけないこと」 脅す、責める、罰を与えてくる存在って怖いですよね。 親が子どもにとって怖い存在になることで、安心できる場所ではなくなってしまうと、愛着が不安定になる原因になってしまいます。 では、愛着を育てるために具体的にはどんなことをすればいいのか、詳しくお伝えしたいと思います。
愛着を育てる具体的なアドバイス
<1. 安心できる環境づくり> - 無条件の愛情表現 「○○できたからおりこう!大好き!」ではなく、「失敗しても大丈夫!どんなあなたも大好き!」 - 子どもの気持ちに寄り添う 怒る言葉の前に、「大変だったよね」「難しかったよね」など子どもの気持ちを想像して代弁してみる <2. 優しい言葉かけ> - 禁止や否定ではなく、提案 「ダメ!」じゃなくて、「こうしてみようか」 - 小さな頑張りを認める 子どもなりに頑張っている!という意識を持つ <3. 信頼関係づくり> - イライラしたら深呼吸 つい怒鳴ってしまうこともあります。そんなときはらイライラする気持ちを切り替えてすぐに謝ろう。 - わかりやすい一貫したルール 親の都合でルールが変わったり、子どもとの約束を破るのはご法度!
明日からできること
完璧な親なんていません。 私も今朝、身支度が進まない子どもにイライラ。「早く早く!」と急かしておいて、家を出たら「携帯がない!」で大騒ぎ(家に取りに戻ったのに結局ポケットに入っていたオチ…)。親である私だってこうして失敗をするのに、子どもにばかりイライラしてしまい悪いなぁと反省しました。 たくさんのお母さんの相談を聞いてきて思うのは、子育ては「ダメだとわかっているのに、ついやっちゃう」「子どもの寝顔を見ながら後悔」そんなことの繰り返しなんです。日々試行錯誤の連続です、それでいいんです! 「あ、やっちゃった」と思う瞬間があっても、明日また頑張ればいい。子育ては毎日が勉強。時には休憩しながら、子どもと一緒に成長していきましょう♪ 明日から、ちょっとだけ意識して変えてみる。その小さな一歩が、きっと素敵な親子関係につながっていきますよ!