風の時代と地の時代の「コミュ力」って何がどう違う?【占星術家Keiko】
Keiko:「上下関係」ではなく「横のつながり」が重要になっていく。価値観も多様化していくから、「こんなことを言ったらどう思われるかな」なんて気にする必要がなくなる。人の数だけ価値観がある時代だから、人にどう思われるかなんて考えず、自分に意見を堂々と言えるようになると思うわ。 ――かなり自由で多様なコミュニケーションが広がりそうですね。 Keiko:その代わり、自分の意見やアイディアはもってないといけない。自分自身の意見やアイディア、インスピレーションが「風の時代」における最大の価値になるからね。 ――ということは、これまで相手に合わせることで「いい人」だと言われてきた人も「風の時代」では生きづらくなるかもしれませんね。 Keiko:もしもこれまで相手に合わせてきたという自覚のある人は「風の時代」の流れを肌身で感じて、本来の自分を取り戻してほしいわ。 ――本来の自分を取り戻すにはどうしたらいいんでしょう? Keiko:私は普段から「直感を大切に」とお伝えしてるの。ふと感じたことや湧いてきたひらめきを大事にする。それが意見やアイディアにつながっていくわ。これまで周りに合わせてきたり、言いたいことが言えず、自分の感性を抑えてきた人はとくに、直感に従って行動することを習慣にしてほしい。 ――自分の直感に向き合うと、自然と他人の目を気にしたり、周りに合わせすぎてしまうような「地の時代」的コミュニケーションが少なくなりそうですね。 Keiko:そうね。自分をきちんと表現していくことが、風の時代の「コミュ力」と言えそうよ。 ――風の時代の「コミュ力」のポイントを5つあげるとしたら、どうなりますか? Keiko: (1)自分の意見を持つ (2)直感を大切にする (3)上下関係にこだわらない (4)違う意見を否定しない (5)心を開く ――「違う意見を否定しない」というのは具体的にどういうことでしょうか? Keiko: これからは「意見は違って当たり前」の時代になる。意見が違うからといって、敵味方の関係にはならない。そのうち、言語が違っても遜色なくコミュニケーションがとれる時代が来ると思うけど、そんなとき、いちいちカルチャーショックを受けていたら、進まないでしょ? ――たしかにそうですね。(5)の心を開くことも、できそうでなかなかできないですよね。つい人見知りをしてしまいます…… Keiko: 心を開くことは、コミュニケーションの基本よ。もちろん、人見知りをしてしまったり、初対面が怖いっていう人の気持ちもわかるわ。自分がどう思われるか不安だもんね。そんな場合は、相手に好奇心を持ってみてほしいの。「この人どんな人なんだろう」「どんな考えをもっているんだろう」と言葉を交わしていく中で徐々に不安や恐怖が溶けていくと思う。 「風の時代」はコミュニケーションが上手な人に幸運がもたらされる時代よ。運もチャンスも人を通してやってくるからね。自分のコミュ力に自信がない人も、好奇心をもって少しずつトライしてほしいな。 原稿/御友貴子 構成/藤本容子
Keiko
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