実写版【推しの子】櫻井海音がアクアへの強い思い明かす、「僕以外にやらせたくない」
実写ドラマ・映画「【推しの子】」より、母の死の真相をめぐって復讐心を燃やし、芸能界へと潜り込む主人公・アクアを演じた櫻井海音のコメントが到着した。 【動画】櫻井海音出演、実写版【推しの子】特報はこちらから 同作では、アイドルグループB小町の絶対的エースであるアイの子供として転生した双子・アクアとルビーを軸に、芸能界という複雑な世界が描かれる。齋藤飛鳥がアイ、齊藤なぎさがルビー、原菜乃華が元子役の有馬かな、茅島みずきがアクアに恋心を抱く女優・黒川あかね、あのがルビーらとアイドル活動をするMEMちょに扮した。 ドラマ「VIVANT」や「アオハライド」シリーズ、映画「嘘喰い」「バジーノイズ」など話題作への出演が続く櫻井。出演オファーが来る前から「【推しの子】」原作マンガのファンだった彼は「プレッシャーはありましたが、でもそれ以上にアクア役をやりたい気持ちが強すぎて、最初に監督やプロデューサーと話した際、『この役は正直僕以外にやらせたくないです』と、正直な気持ちを伝えさせていただきました」と回想する。 撮影は、2023年11月から2024年3月にかけて行われた。櫻井は原作を改めて読み込み、アクアというキャラクターを自身に落とし込んだそう。「赤坂アカ先生・横槍メンゴ先生がこの世に生み出してくださったものを、いかに自分に投影させて演じることができるかという気持ちがありました。絶対に原作の持つアクアのイメージを崩したくなかった」と述べ、原作のアクアの表情や動きをシーンごとに研究し、細部に至るまでできる限り表現したと明かす。彼は出番がない日も現場を訪れてスタッフとコミュニケーションを取り、共演者たちの演技を見て学んだ。 撮影期間には、原作者の赤坂アカ、横槍メンゴも何度か現場を訪問した。櫻井は「初めてお会いした際は緊張しすぎて、棒立ちでした。あとから聞いたのですが、赤坂先生、横槍先生から見ても『めちゃくちゃ緊張してたよ』みたいな感じだったらしく……(笑)。それくらい好きで、リスペクトしている作品の先生に会うというのはものすごく緊張することでした」と当時の心境を伝える。そして撮影を振り返り「自分の大好きな作品で、ずっとやりたいと思っていた役を色々な人に支えていただきながら、アクアを演じられたのは、俳優としてものすごく貴重な経験。皆で作り上げた実写【推しの子】を、一人でも多くの方に観ていただきたいです」と手応えを語った。 Amazonと東映の共同プロジェクトによって製作される「【推しの子】」ドラマシリーズは11月28日21時よりPrime Videoで世界独占配信。その続きにあたる実写映画は12月20日に封切られる。 (c)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映 (c)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会