防災バッグに入れたい書類・証書チェックリスト
防水に留意して保存する
FEMAは、証書をコピーした紙を保管するか外部ドライブに保存して耐火防水の箱に保管することを推奨しています。 避難時に持ち出す非常用持ち出し袋に入れるときは、水に濡れないようにすることが重要なので、ビニールのフリーザーバッグを1箱用意しておきましょう。 下の画像は2017年にハリケーン「イルマ」が来て私が避難した際に携帯した紙のコピーの一部です(あれからずいぶん時間が経っているので、全部更新する必要がありますね)。 私のやり方としては、証書のコピーをいくつかの袋に分けて入れ、各袋に油性マーカーで中に入っているものを書き出してラベル代わりにしています。 身元証明のために、各袋には、自分の名前と住所を記載したカードも入れておきます。 紙に印刷したコピーかデジタルのコピーのどちらを選択するにしても、クラウドでもバックアップした方が良いでしょう。 デジタルファイルは必ずパスワードで保護してください。 文書をフラッシュドライブに入れる場合は、緊急連絡先情報のファイルはパスワードをかけないでおきましょう。さらに、医療従事者が必要に応じて簡単にそのファイルを認識できるように、赤い十字でマークしましょう。
年に1度は、中身を見直すこと
少なくとも年に1度は、紙にコピーしたものもデジタルのものもアップデートしましょう。 引っ越し、結婚、家族の死、転職、家の売却など、人生に大きな変化があった場合は、できるだけ早く該当するファイルをアップデートしてください。 FEMAは、Emergency Financial First Aid Kitを提供しており、これを印刷して文書のコピーと一緒に手元に置いておくことを推奨しています。 ここでご紹介したことを全部するには、かなり手間がかかると感じるかもしれません。 しかし、避難を要する状況ではアドレナリンがドッと出て気持ちが高ぶるので、今のうちにこうした文書を集めて適切にバックアップを取っておくと安心です。 ──2019年8月8日の記事を再編集のうえ、再掲しています。 Image: Shutterstock.com Reference: Emergency Financial First Aid Kit
ライフハッカー・ジャパン編集部