月曜日は日本海側で激しい雨 北陸を中心に大雨のおそれ 週の後半は広く秋晴れに 関東などは気温変化大きく
あす（月）は、秋雨前線の影響で広い範囲で雨となり、日本海側を中心に活発な雨雲がかかる見込み。北陸は激しい雨が降って火曜日にかけて大雨となるおそれがあるため、土砂災害などに警戒が必要だ。水曜日以降は西日本や日本海側を中心に秋晴れが続くものの、関東や東北の太平洋側は木曜日にかけても雨が降りやすく、木曜日は東京の最高気温が19℃と、昼間も肌寒く感じられそうだ。気温の変化が大きい時季となるため、体調を崩さないように気をつけたい。
月～火曜日 北陸では大雨のおそれ 広い範囲で本降りの雨に
きょう（日）は、西日本や日本海側を中心に晴れ間もあり、西日本では30℃以上の真夏日となっている所がある。蒸し暑い所もあるため、10月でも油断をしないで暑さ対策を心がけたい。ただ、西日本には雨雲のかかり始めている所もあり、今夜にかけては西から雨の範囲が広がって、北陸でも雨の降りだす所がある見込み。東海や関東、東北の太平洋側もにわか雨の所がありそうだ。
あす（月）は秋雨前線の影響で、日本海側から雨の範囲が広がる見通し。北陸は朝から雨となり、日中は激しく降る所がありそうだ。次第に前線が南下するため、太平洋側も本降りの雨となる所がある見込み。日本海側は火曜日の午前中にかけて雨が続き、北陸を中心に雨の量が多くなる見通し。石川県の能登も大雨のおそれがある。少しの雨でも土砂災害などに警戒が必要だ。
気温変化大きく 木曜日 関東は雨でひんやり
あす（月）は、雨でも気温は高めで日中はムシムシする所が多いものの、夜は北よりの風が強まってひんやりと感じられそうだ。 水曜日になると晴れ間の出る所が多くなり、週末にかけて広い範囲で秋晴れとなる見通し。ただ、前線や低気圧の影響で関東や東北の太平洋側は木曜日にかけても雨が降りやすく、気温はあまり上がらない見込み。
木曜日は東京の最高気温が20℃に届かず、朝は14℃くらいとなりそうだ。羽織る物を用意するなどして、体調を崩さないように気をつけたい。金曜日以降は関東なども晴れて、この時季らしい陽気が戻る見通し。西日本や東海は日中の気温が27℃前後となるが、カラッとした陽気になりそうだ。朝の気温は20℃を下回るようになるため、一日の気温差が大きくなる。札幌では朝はひと桁となり、紅葉も進む冷え込みとなる見込み。 （気象予報士・及川藍）
