あす（月）は、秋雨前線が北上するため日本海側を中心に活発な雨雲がかかるでしょう。北陸を中心に大雨のおそれがあるため、土砂災害などに警戒が必要です。水曜日以降は西から晴れる範囲が広がっていき、広く秋晴れとなりそうです。ただ、関東や東北の太平洋側は木曜日にかけてもすっきりしない天気で、東京では、木曜日の最高気温が20℃に届かない予想です。気温の変化で体調を崩さないようにお気をつけください。

6日(日)正午と午後6時の雨の予想

　きょう（日）は、秋雨前線が西日本や東日本の太平洋側に停滞していますが、今夜から次第に前線が北上していきます。あす（月）は前線に向かって湿った空気が流れ込むため、日本海側を中心に活発な雨雲がかかりやすくなるでしょう。北陸も朝から断続的に雨となり、日中は激しく降る所がありそうです。

週間予報(天気)

　次第に前線が南下するため、火曜日の午後は日本海側から天気が回復に向かう見通しです。水曜日以降は西日本や日本海側を広い範囲で晴れますが、関東や東北の太平洋側は木曜日ごろにかけても雨が降りやすいでしょう。

週間予報(気温)

　木曜日は、雨の東京は日中もあまり気温が上がらず最高気温が19℃と、11月上旬並みとなり、朝は14℃まで下がる見込みです。上着を準備しておくなどして、気温の変化で体調を崩さないようにお気をつけください。ただ、週末は関東や東北の太平洋側も晴れて、この時季らしい陽気が戻る見通しです。 　東海や西日本は水曜日以降も日中は27℃くらいまで上がりますが、気温は高めでもカラッとした陽気になりそうです。朝は20℃を下回って、一日の気温差が大きくなるでしょう。 （気象予報士・及川藍）