10月6日(日) 広範囲でスッキリしない天気 西・東日本は広く25℃超 真夏日予想も
きょう6日(日)はスッキリと晴れるのは北海道くらい。その他は晴れ間の出るところもあるものの、雲が広がりやすく、太平洋側を中心に午前中からにわか雨の可能性がある。また日本海側も午後は次第に西から雨雲が広がり、夜遅くには北陸でも雨が降り出す見込みだ。日中の最高気温は西・東日本で広く25℃以上の夏日となり、大阪や熊本などでは30℃超えの暑さが予想される。
秋晴れエリアは限定的
北海道は引き続き、秋晴れに恵まれそう。一方、関東から九州は、日差しが届くところもあるものの、秋雨前線に近い太平洋側を中心に雲が広がりやすく、午前中からところどころで雨が降る見込みだ。きのうの関東のように一日雨が降り続くところはないものの、急な雨に備え折りたたみの傘があると安心。
午後は西から雨雲拡大 能登半島は大雨警戒
午後になると雨の中心は日本海側に移る。西日本から次第に雨雲が広がり、深夜には能登半島でも雨が降り出す見込みだ。能登半島ではあす月曜日をピークに100ミリを超える大雨となるおそれがある。少しの雨でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあるため、警戒が必要だ。
西日本で真夏日予想 東京はヒンヤリ解消
西日本や東海は10月とは思えない暑さが続く。最高気温は、鹿児島・熊本・大阪・京都で31℃、佐賀・奈良で30℃の真夏日、名古屋や静岡も28℃まで上がる予想だ。湿度も高めなので運動会など屋外での活動は暑さ対策が必要となる。またきのうは雨と北風で肌寒かった東京は、けさ久しぶりに20℃を下回る朝を迎えている。(午前5時までの最低気温19.1℃)日中は24℃まで上がり、比較的過ごしやすい体感となりそうだ。 (気象予報士・小野裕子)