RBがレッドブル加入のローソンを祝福「昇格に値する仕事をした」代表は「素晴らしい才能を育てたことが誇らしい」
レッドブル・レーシングが2025年のレースドライバーとしてリアム・ローソンを起用すると発表したことを受け、ローソンがこれまで所属したRBとチーム代表ローレン・メキースが、彼を祝福するコメントを発表した。 【写真】2024年F1第24戦アブダビGP チームと記念撮影をするリアム・ローソン(RB) 2024年の不振の後にセルジオ・ペレスとの契約を2024年末で解消することを決めたレッドブルが、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして誰を選ぶのかが注目を集めていた。ペレスの離脱を発表した直後、ホーナーは、後任には姉妹チームRBの角田裕毅とローソンのどちらかを選ぶと発言していた。 ペレス離脱を明らかにした翌日の12月19日、レッドブルはローソンとの2025年契約を発表。ニュージーランド出身22歳のローソンは、2019年にレッドブル・ジュニア・プログラムに加わり、2023年F1オランダGPで、けがをしたダニエル・リカルドの代役としてスクーデリア・アルファタウリからF1デビューを果たし、この年は5戦に出場。2024年は、パフォーマンスが安定しないリカルドに代わってアメリカGP以降にRBからF1復帰し、終盤6戦に参戦した。2025年、ローソンは念願のF1フルシーズン参戦を果たすことになる。 ローソンが11戦を過ごしたRBは、「彼が去ることは悲しいけれど、これは彼のキャリアにおいてエキサイティングなステップだ。彼は昇格に値する仕事をした」とコメントした。 「リアムは非常に競争の激しいグリッドにおいて、課題を乗り越えながら、粘り強さ、適応力を見せ、自信を深めていき、そのパフォーマンスによって感銘を与えた」 「オースティンでは素晴らしいレーステクニックを発揮し、重要な(2024年)初ポイントを獲得し、ブラジルでの彼の走りは、彼がドライバーとしてどれだけ成長したかを強く示した」 「リアムがチームに在籍していた期間は短かったものの、彼は本当に大きなインパクトを残し、チーム全員の尊敬を集めた」 「チーム在籍中にリアムが示した献身的な姿勢と努力に感謝したい。オラクル・レッドブル・レーシングでのエキサイティングな新章に挑む彼の幸運を祈り、F1での彼の成長を見守ることを楽しみにしている。コース上でまた会おう!」 メキース代表も、「リアム、おめでとう!」と祝福の言葉を贈った。 「チームの全員が、リアムがオラクル・レッドブル・レーシングに昇格することを非常に誇りに思っている。もちろんもう少し彼と共に過ごしたかったが、RBの主な使命のひとつは、レッドブルファミリー全体のために才能ある人材を育てることだ。リアムの昇格は、彼とチームが今年(2024年)素晴らしい仕事を成し遂げたことの証である」 「彼の幸運を心から願っている。彼は活躍するだろう。2025年に彼がコース上で走る姿を見るのが待ちきれない」 [オートスポーツweb 2024年12月19日]