グランドスラム初挑戦の石井さやかが予選2回戦進出

全豪オープン女子シングルス予選2回戦に進んだ石井さやか（写真：田沼武男 Photo by Takeo Tanuma）

今年最初のグランドスラム「全豪オープン」（オーストラリア・メルボルン）のシングルス予選が1月6日にスタート。予選2日目となった7日では、石井さやか（ユニバレオ／世界ランク204位）が予選2回戦に進んだ。 【画像】「全豪オープン」女子シングルス予選組み合わせ 3試合を勝ち抜けば12日から始まるシングルス本戦の出場権が与えられるグランドスラム予選。予選2日目となった7日は、日本人女子6名が登場した。 前週のWTA125キャンベラで優勝し、自己最高ランク109位となった予選第18シードの伊藤あおい（SBCメディカルグループ）はグランドスラム初挑戦。その最初の相手となったのが、昨年の全日本選手権を制して伊藤と同じくグランドスラム初挑戦の石井となった。 20歳の伊藤と19歳の石井の試合は、互いにチャンスを握る中、第1セットで3度のブレークに成功した石井が6-3でセットを奪う。第2セットでは、伊藤が一時リードしたものの石井が3-4から3ゲームを連取し、予選2回戦に進んだ。 なお、柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス／同140位）、齋藤咲良（富士薬品／同158位）、本玉真唯（安藤証券／同161位）、岡村恭香（橋本総業ホールディングス／同181位）は初戦敗退となった。 12日にスタートする女子シングルス本戦には、前哨戦の「ASBクラシック」（ニュージーランド・オークランド／WTA250）で準優勝した大坂なおみ（フリー／同50位）と内島萌夏（安藤証券／同63位）の2名が出場することが決まっている。 ＜1月7日の女子シングルス予選1回戦試合結果＞ ○石井さやか（ユニバレオ／同204位） 6-3 6-4 ●伊藤あおい（SBCメディカルグループ／同109位）[18] ●柴原瑛菜（橋本総業ホールディングス／同140位）[28] 6-1 3-6 0-6 ○ダリア・アスタホワ ●岡村恭香（橋本総業ホールディングス／同181位） 6-7(6) 0-6 ○アナスタシア・ザカロワ（同115位）[8] ●齋藤咲良（富士薬品／同158位） 6-7(4) 2-6 ○キンバリー・ビレル（オーストラリア／同99位）[9] ●本玉真唯（安藤証券／同161位） 6-3 3-6 4-6 ○アストラ・シャルマ（オーストラリア／同236位）[WC] ＜1月8日の女子シングルス予選1回戦試合予定（第1試合は日本時間8時開始）＞ 【コート16第4試合】 石井さやか（ユニバレオ／同204位） vs. サキア・ヴィッカリー（アメリカ／同208位） 【コート16第3試合】 日比野菜緒（ブラス／同143位） vs. エカテリーナ・マカロワ（同245位） ※[ ]内数字はシード数