「これで全員引退か…」 衝撃2発から22年 ピッチ去る日韓W杯“最後の戦士”稲本潤一に惜別の声「時代を感じる」
2002年日韓W杯で2ゴール
サッカー関東1部の南葛SCは、元日本代表MF稲本潤一が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。2002年日韓ワールドカップ(W杯)では、2ゴールをあげる活躍で列島を歓喜の渦に巻き込んだ稲本の引退により、同大会の代表メンバーはすべて引退したことになる。ファンからは「時代を感じる」「とても寂しい」など惜別の声があがっている。 【画像】「100万回くらい、いいね押したい」とファン歓喜 稲本潤一&中村俊輔ら、往年の名手勢揃いの“中村会”5ショット 現在45歳の稲本は、1997年にガンバ大阪ユースから当時最年少となる17歳6か月でJリーグデビュー。01年には英プレミアの強豪・アーセナルへレンタル移籍すると、その後は独ブンデスリーガや仏リーグアンなど欧州の一線級の舞台でプレー。15年にJ1札幌で日本に復帰すると、22年からは人気漫画「キャプテン翼」の作者である高橋陽一氏がクラブ代表を務める南葛SCでプレーしていた。 日本代表では02年日韓大会でW杯初出場。第1戦のベルギー戦では一時逆転となるゴールを決めて日本のW杯初勝ち点に貢献。第2戦のロシア戦では決勝点を決め、日本のW杯初勝利、史上初のベスト16入りに貢献し、日本中を熱狂させた。その後もドイツ、南アフリカと3大会連続でW杯メンバーに選出されるなど、代表通算82試合に出場した。 中田英寿、小野伸二、川口能活、松田直樹らを擁した日韓W杯当時の日本代表メンバーは23人いたが、稲本の引退により、ついに現役選手がいなくなった。同じくドイツW杯の現役メンバーも0となる状況に、X上の日本人ファンからは様々な声があがっている。 「稲本もついに…2002年W杯戦士達もこれで全員引退か 長い間お疲れ様でした」 「これで日韓W杯戦士は全員現役を退いたわけで時代を感じる」 「2002年の日韓W杯か懐かしい。お疲れ様でした」 「稲本潤一、引退かぁ….この世代大好きだったから寂しいなぁ」 「うわぁーーーー45歳まで現役やった事が凄い」 「最後の日韓、ドイツW杯の選手が…寂しいねぇ…」 「お疲れ様でした 日韓W杯のヒーロー!」 「日韓W杯からサッカーにハマった自分としてはとても寂しい」 小野らと共に黄金世代の一員として、日本サッカー界を牽引してきたレジェンドの引退を惜しむ声が相次いでいた。
THE ANSWER編集部