福大大濠・湧川、チーム最多24得点を記録 福大大濠、八王子学園との接戦制す【U18日清食品トップリーグ2024】
【U18日清食品トップリーグ2024】八王子学園八王子高等学校ー福岡大学附属大濠高等学校 【映像】福大大濠・湧川、チーム最多24得点を記録 高校バスケットボールの強豪校が集うリーグ戦・U18日清食品リーグの「U18日清食品トップリーグ2024」は早くも開幕3週目を迎えて、9月21日(土)は東洋大学 赤羽台キャンパス HELSPO HUB-3アリーナで五試合(男子二試合、女子三試合)が行われた。 第四試合(男子)では八王子学園八王子高等学校(東京都)と福岡大学附属大濠高等学校(福岡県)が対戦。試合のリズムを先につかんだのは福岡大学附属大濠。湧川が3ポイントを決め、2分弱で幸先よく0-7のランを決める。しかし八王子学園八王子も206cmのセンター・ンジャイがインサイドから起点を作って粘り強く食い下がると、1Qは17-19と互角の展開に。2Qに入ると八王子学園八王子が逆転に成功するが、福岡大学附属大濠のビッグマン・渡邉がオフェンスリバウンドの奪取からそのまま得点を決めるなど差は開かない。そのまま40-36(19-11)で八王子学園八王子が4点のリードを奪って前半を終えた。 後半に入っても接戦は続く。福岡大学附属大濠は湧川が3Q 1分25秒に3Pを決めて逆転に成功。4Qに入り2点差を追う展開で渡邉が2分38秒にユーロステップ気味のドライブからレイアップを決めて追いすがる。そんな同点の場面で八王子学園八王子はエースの十返がマークのいる状態で右45度から難しい3Pを見事に決め切って3点のリードを奪う。 それでも残り4分半に両チームの均衡を崩して見せたのは福岡大学附属大濠の頼れる男・湧川だった。湧川は1点ビハインドの場面で中央から右に展開しながらドライブし、レイアップを決めて63-64と逆転に成功する。続けざまに吉岡とのコンビで預けたボールをもらいなおしてスペースを作るクレバーなプレーから今度は3Pを決める。 湧川は次の攻撃のトランジションでも自陣から鮮やかなアリウープパスを見せる。ゴールこそならなかったもののリバウンドでフォローした榎本がシュートを決めて、残り3分47秒で差は7点まで開く。粘る八王子学園八王子もそこから十返のFTと平原の3Pで3点差まで迫るも追撃はそこまで。71-74の惜敗となった。 福岡大学附属大濠の湧川はこの日チーム最多となる24得点、4アシストを記録。渡邉もチーム2位となる23点、チーム最多の15リバウンド(※うちOR8本)でダブルダブルの活躍。八王子学園八王子は十返が25点、平原が19点を記録するもわずかに及ばなかった。
ABEMA TIMES編集部