スケボー中山選手(富山出身)「次は絶対にメダル」 射水・新湊南部中でトークイベント
スケートボード女子ストリートのパリ五輪代表の中山楓奈選手(19)=ムラサキスポーツ、富山市出身=が2日、富山県射水市の新湊南部中学校でトークイベントに出演し、中学生や地域住民約300人に2大会連続の五輪出場を決めた道のりや今後の目標を語った。 中山選手は、銅メダルを獲得した2021年の東京五輪について「自分のやりたい技だけに集中したことで、順位を伸ばすことができた」と振り返った。五輪後は若手の追い上げやけがに苦しみ、順位にこだわりすぎた時期もあったと説明。中学生には「自分の好きなことに一生懸命取り組んでほしい」とエールを送った。 じゃんけん大会もあり、勝者に中山選手のサイン入りスケートボードが贈られた。宇野日友太さん(1年)は「大切に保管する。試合を見て中山選手を応援したい」と話した。 終了後に取材に応じた中山選手は「ロサンゼルス五輪に出場して、次はメダルを絶対に取りたい」と4年後を見据えた。イベントは、新湊南部事業振興会(荒木一義会長)が開いた。