60歳で定年退職して、繰上げ受給を検討しています。長く生きるつもりもないですし「損」することはないですよね?
繰上げ受給以外で老後生活を安定させる方法
定年退職後も自分のペースで仕事を続けることは、老後の生活費を補うために有効な選択です。年金の受給額や貯蓄額、毎月の生活費によっては、フルタイムで働くだけでなく、週に数日や午前中だけ働くといった柔軟な働き方で十分なケースもあるでしょう。自分に合った働き方を選び、仕事にやりがいを感じられれば、老後の生活がより豊かになるでしょう。 さらに、定年後の生活に備えて、現役のうちに家計を見直しておくことも大切です。無理なく支出を減らすためには、固定費の見直しが効果的です。家計には変動費と固定費がありますが、特に固定費は一度見直すだけで、長期的に節約効果を得られるでしょう。
80歳以降まで生きるなら繰上げ受給は見直したほうがよい
繰上げ受給は早いうちから年金を受け取れるメリットがありますが、その分減額が行われ、長期間受給するほど受給総額が減少します。健康に問題がなく80歳を超えても元気に過ごせるようであれば、繰上げ受給を見直したほうがよいかもしれません。 出典 日本年金機構 年金の繰上げ受給 厚生労働省 令和5年簡易生命表の概況 1 主な年齢の平均余命(2ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部