「メェー!」 羊のように鳴く子猫を保護した結果→“飼い主さん愛”あふれる甘えん坊に成長したビフォーアフターに感動
「チビメイコの写真を久しぶりに見たら、ウチに助けを求めてやって来た時は、本当に痩せてたなと思う。今はぷに子」 Xユーザー@ishe029さんが投稿したのは、元保護猫の女のコ「メイ」ちゃん(取材時、1才8カ月)のビフォーアフターをとらえた写真。 【写真】メイちゃんのビフォーアフター。ほっそりとはかなげだったメイちゃんは、今ではふっくらとして毛づやの良い美猫に成長 1枚目には、おうちの中に向かって鳴く子猫のメイちゃん、2枚目には、飼い主さんに抱っこされてくつろぐ現在のメイちゃんが写っています。 ほっそりとはかなげだったメイちゃんは、今ではふっくらとして毛づやの良い美ニャンに成長。メイちゃんと飼い主さん、ともに歩んだこれまでの日々について詳しいお話を伺いました。
窓辺に現れたメイちゃんを保護
メイちゃんが、飼い主さんに保護されたのは生後推定3カ月の頃。かわいらしい名前は、当時、メイちゃんの鳴き声が「メェー」と聞こえたことに由来しています。 メイちゃんと飼い主さんが出会ったのは、突然のことでした。ある日、飼い主さん家族がおうちで休暇を過ごしていたところ、ふと外から子猫の鳴き声が。飼い主さんが窓を開けると、メイちゃんはかすれた声で必死に鳴きながら、中へ入ってきました。 飼い主さん: 「数日前から、家族が『子猫の鳴き声が聞こえる』と話していたのですが、すでに3匹の猫と暮らしていたのでお迎えするのは難しいと考えていました。ところが、自ら家の中に入ってきたメイは、耳やしっぽの毛がはげていて健康状態が思わしくなく……。必死に『助けて!』と訴えているように感じて、家族と相談の上、お迎えすることにしたのです」 こうして飼い主さん家族の一員になったメイちゃん。実は、先住の「もふお」くん(取材時、5才8カ月)、「きゃわ」ちゃん(取材時、5才8カ月)、「トラ」くん(取材時、2才6カ月)も、元保護猫でした。 飼い主さん: 「もふおときゃわは、血の繋がったきょうだいです。トラは、私が仕事で関わっている業者さんのところにいた猫ちゃんが出産した子猫のうちの1匹でした。私のあとをついてくるトラを愛おしく思い、熟慮の末、お迎えすることに。そのあと、メイが加わりました」 新たにやってきたメイちゃんを目にしたもふおくんは、びっくり。トラちゃんをお迎えしたときと同じく、しばらく近寄ろうとはしませんでしたが、それも3日ほど経つと落ち着いたそうです。 飼い主さん: 「我が家の猫は、みんな温厚です。私たちも噛まれたり、かじられたりすることはありません」 先住猫ちゃんたちと、新たな生活をスタートしたメイちゃん。頼れるボスのような存在のもふおくんに見守られながら、年齢の近いトラくんとよく一緒に遊んでいるそうですよ。