俳優の館さんが参加 障害ある子たちの作品展(弘済学園)
公益財団法人鉄道弘済会の総合福祉センター「弘済学園」(大永篤園長、神奈川県秦野市)は2~4日、JR東京駅丸の内南口のイベント会場で、同園の障害のあるこどもたちによる作品の展示・販売会「第62回わたしたちが創る展」を開いた。 開会式には俳優の舘ひろしさんが5年ぶりに出席し「心のこもった作品がたくさんある。園長さんをはじめスタッフの皆さん、本当にご苦労だったと思う」とねぎらった。 舘さんは同園の利用者の遠い親戚に当たり、1998年度からこの作品展に協力。開会式に出席したのはコロナ禍前の2019年度が最後だった。 展示会では木彫、織物など日々の創作活動の成果として約3000点を並べ、初日の開会式直後はレジに長蛇の列ができた。 学園は知的障害や発達障害のある児童の入所施設のほか、児童発達支援センター、18歳以上の障害者が通う就労継続支援B型事業所を持つ。現在、4~31歳までの利用者がいるという。