【ご祝儀貧乏】友人の結婚は喜ばしくても…3万円「ご祝儀」捻出は厳しい現実
結婚式のご祝儀「3万円」は高すぎる...理想のご祝儀は「1万円」
結婚を意識する世代を中心に度々起こっている結婚式のご祝儀の金額論争。 「3万円は高い」「給与と釣り合っていない」という声もある一方、「料理代や引き出物代を考慮すると3万円がちょうどよいくらい」という意見もあります。 たしかに3万円は大きな金額であるものの、結婚式場を併設するホテルやレストランでコース料理を食べると1~2万円前後の予算を考えておく必要があることも。 また、引き出物に数千円かけている新郎新婦が多いので、参列者がお金を一方的に支払っているわけでもありません。 こうしたことからも「ご祝儀3万円」が高いか安いかは答えを出しにくい、むずかしい問題といえます。 HiClub株式会社「結婚式の参列とご祝儀」に関するアンケート調査(20歳~39歳、女性、有効回答数:247名)結果から、負担に感じないご祝儀の金額を見ていきましょう。 ・1万円:43.6% ・5000円:24.5% ・1万5000円:16.8% ・2万円:8.8% ・2万5000円:6.3% 負担に感じないご祝儀の金額として「1万円」がもっとも多くの回答を集めました。次いで「5000円」が多い結果となっています。 この回答を見ても、3万円という金額が多くの人にとってハードルのある金額であるか分かるような気がします。 結婚式に参列するにあたってかかる費用は「ご祝儀」のみとならないことがほとんどです。式場までの交通費や宿泊費、ヘアセット代、衣装代などがかかることも多くあります。 特に、遠方の結婚式に参列する場合、交通費や宿泊費だけで数万円かかることも多いです。それに加えて3万円のご祝儀となると、かなりの負担でしょう。 また、結婚式では同じ人と毎回のように顔を合わせることも珍しくありません。 たとえば、学生時代の友人の結婚式であれば、参列者には共通の知人・友人も多く、似たような顔ぶれになります。 特に女性の場合、衣装がいつも同じドレスだと、気まずさを感じる人もいると思います。何着かの衣装を用意しなければならず、衣装代も負担になります。 結婚式参列においてトータルでかかる費用を鑑みても、理想のご祝儀金額はまちまちでありながらも、3万円より低い価格帯に位置しているのかもしれませんね。 次の章では、初婚年齢の年次推移をみていきましょう。