横浜FCは連勝が「8」で止まるも勝ち点1奪取! 2点ビハインドからFW伊藤翔&FW高橋利樹弾でドローに持ち込む
[7.14 J2第24節 水戸 2-2 横浜FC Ksスタ] J2リーグは14日、各地で第24節を開催した。ケーズデンキスタジアム水戸では、18位水戸ホーリーホックと2位横浜FCが激突。2-2で引き分けた。 【写真】「マジで美人」「可愛すぎてカード出る」現地観戦した女子アナに称賛集まる J3降格圏内に沈む水戸は、脱出に向けて4試合ぶりの白星を目指した。2位につける横浜FCは首位浮上へ9連勝を狙った。 横浜FCは前半11分、左サイドから攻撃を仕掛けると、MF小川慶治朗が持ち上がってゴール前にクロス。DF福森晃斗が飛び込んでいったが、ヘディングシュートは枠を逸れていった。 横浜FCは立ち上がりから攻勢に転じると前半27分、福森が自陣ハーフウェーライン付近から左足ボレーでサイドチェンジ。ボールを受けたMFカプリーニが落ち着かせると、ヘルプに入ったMF中村拓海が右足でクロスを入れたが、FW櫻川ソロモンのヘディングは叩きつけることができなかった。 さらに横浜FCは前半35分、左サイドを切り込んだ小川のクロスに櫻川が頭で合わせるも、ここはGK松原修平がセーブ。スコアレスのまま前半を折り返した。 後半も横浜FCペースで試合が進む。櫻川をターゲットにボールを前進。その脇をカプリーニ、小川が流動的に動いた。すると後半11分には左サイドのコーナーキックの流れから決定機。カプリーニのシュートは松原のセーブに遭った。 ここまで攻め込まれる時間帯が続いた水戸。それでも後半12分、自陣から数本の縦パスでボールを持ち上がると、左サイドから攻め込む。MF新井晴樹がゴール前に通したパスをFW草野侑己が落ち着いて決めて先制に成功した。 さらに水戸は後半21分、MF齋藤俊輔が推進力のあるドリブルで中央を突破すると、GK市川暉記を交わしてフィニッシュ。ゴールに突き刺し、リードを広げた。 2点を追う横浜FCは後半31分、途中出場のFW伊藤翔が背後からのボールでペナルティエリア内に侵入すると、一度のシュートは相手の体を張ったブロックに遭ったが、跳ね返りをしかっかりと決めて1点差に詰め寄った。 1点を返して反撃ムードが漂う横浜FC。すると後半42分、途中出場のFW高橋利樹がクロスを頭で流し込んで試合を振り出しに戻した。 終盤にかけて3点目を狙った両チームだが、2-2のままタイムアップ。水戸は引き分けたものの、同節で17位の鹿児島が敗れたため、入れ替わる形で降格圏脱出を果たした。横浜FCは連勝が「8」で止まっている。