中印のミャンマー関与歓迎 東アジアサミット議長声明
【バンコク共同】東南アジア諸国連合(ASEAN)は13日、日中米ロなどと11日にラオスで開いた「東アジアサミット(EAS)」の議長声明を発表した。内戦状態が続くミャンマーの和平に向け、ASEAN首脳が中国やインドなど「近隣国」に関与強化を求めたことを「歓迎する」と明記した。 中国やインドによる関与の具体的内容には踏み込んでおらず、今後の焦点になりそうだ。 ASEANは9日の首脳会議で、ミャンマー情勢に関する合意文書を採択。国軍と民主派や少数民族など紛争当事者間の信頼を醸成して対話を実現するため、「近隣国」に支援を求めると盛り込んだ。EAS議長声明はこの文書採択を歓迎した。