6年後も大満足、インテリアコーディネーターが自邸に選んだコスパのいいダイニングテーブル
天板の角から垂直に脚があるタイプなら足元にゆとりが!
ダイニングテーブルで、意外に見落としがちなのが脚の形状です。 北欧家具によく見られる斜め脚のテーブルは、天板の内側から脚が伸びているため、イスに座ったときに、ひざの高さになる位置の内寸が狭くなる傾向があります。そうなると、ボリュームのあるイスを2脚並べたときに、窮屈に感じることも。 筆者の夫は180cmと大柄なため、足元にゆとりをもてるよう、天板の角から垂直に伸びたものを選びました。 また、テーブルの幕板や引き出しの有無でも、印象が変わります。すっきり見えるのは幕板がないデザインですが、幕板があると素朴な雰囲気に。さらに反りやたわみにも強くなるといったメリットがあります。 イスは、立ち座りがスムーズにできる、ひじかけがないデザインを選びました。使っていないときは、テーブルにぴったり収納できるため、狭いLDKでも通路幅をしっかり確保できます。 通路幅が広く、ダイニングにいる時間が長い方や、食卓でくつろぐことが多い方は、ひじかけがあるイスを選ばれるとよいかもしれません。
6年使っても汚れやキズは目立たない!
画像は、6年間使用し、オイルの塗り直しをしていないテーブルです。やはりコップの輪ジミや、油汚れ、キズはできてしまいました。 メンテナンスをサボってしまっていますが、集成材を選んだおかげか遠目ではわかりにくく、塗装のはげやキズもさほど気になりません。
150cmのダイニングテーブルは多用途に使えて便利
150cmの集成材のテーブルは、子どもの工作やお絵描きの作業台としても広々と使え、キズや汚れも味わいに。 ひじかけのないイスを合わせたことで、子どもの「あれ取って」「こぼした」などの要求にもすぐに対応でき、ストレスフリーなダイニングが完成しました。 毎日使うダイニングだからこそ、細かいところにも着目し、使いやすさにこだわって選んでみてください。
日刊住まい編集部