【40代・50代の肝臓のトリセツ】痩せる食べ方のコツは、何をいつ食べるか?脂肪肝の予防・改善にも役立つ「時間栄養学」
◆コンビニで購入できる健康食品で手軽に「時間栄養学」を取り入れて 美容や健康に意識の高い人たちの間では、こうした「いつ、何を食べるか」を科学する「時間栄養学」の考え方を取り入れた食事法が話題になっているようだ。最近では「時間栄養学」の考え方に基づいて開発された健康食品が、全国のコンビニエンスストアで販売されている。 それは、時間栄養学の視点を取り入れた食品のシリーズCycle.me。ヒトの体に備わっている体内時計に着目、何をどれだけ〝いつ〟とるのかという時間栄養学の視点から、商品を提案。パッケージに、おすすめの時間帯が時計のイラストで表示されている。たとえば写真左上の「プロテインクランチチョコ ミルク」はデイタイム(午後3時のマーク)に、その右下にある食物繊維が豊富な「おつまみスナック バター風味 さつまいも」はナイトタイム(午後10時のマーク)に。写真の商品のほかにもゼリーやお茶など豊富なラインナップが。全国のセブンイレブンで販売中。 【教えてくれたのは】 栗原毅さん 医学博士、栗原クリニック東京・日本橋院長。北里大学医学部卒業。慶應義塾大学大学院教授、東京女子医科大学教授を歴任。2008年、メタボリックシンドロームや糖尿病などの生活習慣病の予防と治療を目的とした、栗原クリニック東京・日本橋を開院。おもな著書に、『図解で改善! ズボラでもラクラク! 1週間で脂肪肝はスッキリよくなる』(三笠書房)、肝臓専門医の視点を生かし、肝臓病や糖尿病、高脂血症などの「生活習慣病」の治療に従事。薬に頼らない改善方法を イラスト/内藤しなこ 取材・原文/瀬戸由美子