東京で一番行列のできるパン屋さん!? あの超人気店が「小ぶりパン」で話題を独占[FRaU]
「ダコー」は小ぶりのパンが揃っているので、パン野さんがお店でどれくらいの個数を買うのか聞いてみました。 「いつも8~10個ほど買います。トレーにのせて並んでいくパンを見ているとかわいくて、ついついのせてしまうんです」 では、その中でもお気に入りのパンはなんでしょう? 「スペシャリテの『ブリワッサン(ブリオッシュ+クロワッサン)』、『生メロンパン』、『クロックマダム』です!」 「ブリワッサン」は、ブリオッシュ生地をクロワッサンとして焼き上げたパン。マリトッツォで社会現象を巻き起こした、平子さん率いる「peace put」が考える「NEXTヒット商品」です。 サクッとしているのにジューシーな食感を、パン野さんは「奇跡の口溶け。シュワシュワとした食感がすごいんです!」と言うほどです。
「生メロンパン」は、人気の生ドーナツにクッキー生地をかぶせて焼き上げた逸品。頬張ると、香ばしいクッキー生地がサクッ、中の生ドーナツはシュワっととろけます。これまた斬新な食感にパン野さんは「メロンパンの概念を超えた口当たり。相当美味しいです」と舌を巻きます。
そして、「クロックマダム」。「イタリアン出身の平子シェフが作る惣菜系のパンは、全部群を抜いて美味しいのですが、こちらは卵とベシャメルソース、パンのバランスがピカイチです」とパン野さん大絶賛。
このクロックマダムをはじめ、惣菜系やサンドイッチの充実ぶりにも注目。“小さくて美味しい”が詰まっている「ダコーバーガー」のほか、バーガー類のラインナップは、博多らしい明太子を使った明太ジェノベーゼ、黒ごまバンバンジー、ミニソーセージ、クロックマダム、カレーグラタンと多彩です。 ほかにも、デニッシュ、ヴィエノワズリー、バゲット、食パン、要冷蔵のクリームパンやブレッドシューにマリトッツォ、フルーツサンド、枚挙にいとまがありません。 それでも小ぶりなので、いろいろ選べるのが「ダコー」のいいところ。パン野さんのように、お店に行けば、見た目のかわいさからどんどんトレーにのせてしまうかもしれません。 小さなパンで“日常”に寄り添い、それを買う店内のイートインスペースでは“非日常”を演出する。相反するふたつが混ざり合う、ここにしかない世界観をぜひお店で味わってみてください。 dacō お茶の水 住所:東京都千代田区神田駿河台1-2-5 営業時間:12:00~20:00 ※ベーカリーはパンが売り切れ次第終了。カフェは20:00まで 定休日:不定休 ※Instagramで要確認
PROFILE パン野ゆり Yuri Panno これまでに食べたパンは1万個以上。日本各地、訪れたベーカリーは数えきれないほど。海外へも足を運び、パンを独自の視点で分析。ベーカリーのプロデュースやトークショーへの出演、ファンションブランドとのコラボなども行う。モデル・山野ゆりとしては雑誌や広告・CMなどで活躍中。