東京で一番行列のできるパン屋さん!? あの超人気店が「小ぶりパン」で話題を独占[FRaU]
食のスペシャリスト&グルメに精通する識者で構成される「FRaU Foodies」が、今イチオシの料理やスイーツなどをお届けします。国内外で10000個以上のパンを食べているモデル、パン野ゆりさんがイチオシ店をご紹介。今回は「東京で一番並ぶ!?」という“都市型パン屋”を挙げていただきました。
あれもこれもが叶う小ぶりサイズ 選ぶ楽しさが魅力的な“都市型パン屋”
「御茶ノ水に長蛇の列! 今回は、いま1番並んでいるパン屋さんかもしれない『dacō(ダコー)お茶の水』をオススメします。こちらのパンはなんといってもサイズが特徴的。小ぶりでちょこんとしたかわいらしいパンたちは、見ているだけで眼福。プラスαいろんな種類が食べられるところが最高にうれしいです」 「ダコー」は、「アマムダコタン」、「I'm donut?(アイムドーナツ)」を送り出した平子良太オーナーシェフが手掛ける新たなブランド。2023年に東京・桜新町にオープンし、パン野さんイチオシの御茶ノ水店は2号店。2024年2月にオープンしました。 平子さんの原点は、2012年に福岡市で開いた「パスタ食堂」。2017年に同じ福岡市の六本松で開いたベーカリー「アマムダコタン」が大ブレイク。お店の世界観と独創的なパンの数々で地元のみならず、全国のパン好きに衝撃を与えました。パン野さんも「FRaU Foodies」の過去の記事でレコメンドされています。 2021年に満を持して東京進出。表参道店をオープンするやいなや大人気店となり、マリトッツォブームの火付け役としても話題を集めたことからブームに拍車をかけました。 そして、2022年には生ドーナツ専門店「I'm donut?(アイムドーナツ)」を中目黒に開店。シュワッととろける生ドーナツは、生地もトッピングもすべて店内で手作り。これまでにない食感が楽しめると、これまた行列店となり、その後、渋谷や原宿、福岡に支店を開きました。 「『アマムダコタン』、『ダコメッカ』、『ダコー』と、それぞれお店の特色や雰囲気が違うことが良さだと思います」とパン野さんが言うように、どのお店にも明確なコンセプトをもって展開しています。