アクシスゴルフZ4TOUR WEDGEは「開いたり閉じたりができる、ウェッジワークを楽しみたい人におすすめ」(堀越プロ)【人気ゴルフ工房のおすすめクラブをキング・オブ・試打が語る】
アクシスゴルフ「Z4TOUR WEDGE」の印象を堀越プロに聞いた。
「アクシスゴルフのウェッジはツアープロの大槻智春プロが60度を使っていることで有名ですよね。このウェッジは重心距離が平均的で、オートマチックさと操作性が丁度よく合わさっていると思います。そのため難しすぎず、開いたり閉じたりしやすい万能なウェッジという印象です。構えてみるとウェッジの刃が出ていて、所謂FP値が多めとなっています。好みはありますが、この刃が出ていることによってボールを拾えるイメージが出やすいと思います」(堀越プロ) 「傾向として、ウェッジの重心距離が短いと操作性が良く、長いとやさしめの傾向で、オートマチックに打てるような印象が強いです。今回のウェッジは平均的な長さのため万人が使いやすいようなウェッジに仕上がっていると思います」と今回のウェッジに対する印象と、重心距離による操作性などの違いを解説してもらった。
あらゆるシチュエーションで試打を開始 !
①バンカー ▶「ハイバウンスならではの打ちやすさとお助け感」 「今回のアクシスウェッジは珍しいくらいハイバウンスなウェッジでした。砂の量や硬さにも寄りますが、バウンスがあるほうが砂に潜り過ぎずに打てることができます。砂が軟らかく多めの時はかなり楽に出すことができますが、砂が薄い、硬い時はバウンスが弾かれてしまうため注意が必要です。バンカーが苦手な方や、ある程度やさしさを求める方にもおすすめできるので、是非試してほしいですね」(堀越プロ)
②花道(20Y) ▶「 “ ザックリ ” を出にくくすることができるバウンス」 「ハイバウンスだと刃が浮いてしまうイメージを持っている方がいますが、実際は芝によって少し沈むので違和感を感じにくいと思います。バウンスが16度もあるため、入射角が鋭角に入るゴルファーはザックリを防いでくれる効果が期待できます。ザックリを怖がり過度にハンドファーストに構えている方は、ハイバウンスを使うことで芝に刺さらずに打つことができると思います」と抜けが良い=ローバウンスではないことを説明してくれた。