優勝戦は男女とも波乱の決着に/ボートレース尼崎
ボートレース尼崎の「日本モーターボート選手会代表杯争奪男女W優勝戦」は2日、優勝戦が行われた。 まずは男子優勝戦11R。平田忠則がチルト3度の伸び仕様で大外へ。進入は123/465の3対3の隊形。そして注目のスリット。飛び出したのは地元の藤岡俊介。コンマ04のトップSからスロー勢を飲み込み、一気まくりでV奪取。連争いは後れ全速で続いた鶴本崇文とまくり差しで続いた西川新太郎、イン残した吉田慎二郎で大接戦となるが機力に勝る吉田が競り勝ち2着。3連単4-1-3は1万3900円の万舟決着となった。 そして女子優勝戦12R。進入は枠なり3対3でスリットもほぼ横一線。当然、インの寺田千恵がしっかり先マイを果たすが、川野芽唯がスピードに乗せた見事なまくり差しで抜け出しV。寺田はインで残すが、外マイから3番手で続いた土屋千明が2マーク、内に切り替えてクルッとターン。寺田と併走に持ち込んで2着競り勝ち。3連単3-5-1は1万9730円の万舟決着。 準優勝戦は全て好枠勢が上位を独占した本命決着だったが、優勝戦は一転して男女とも波乱の決着となった。
マクール