MotoGP日本人ライダーの戦い【第7戦イタリアGP】4年分の思いとともに表彰台へ。Moto3山中琉聖が3位を獲得
Moto3古里太陽が力を尽くして獲得した4位
Moto3クラスに参戦する古里太陽(ホンダ・チームアジア)は、レース終盤までトップ集団で走行し、4位だった。この結果はホンダとして最上位で、ホンダとしての2番手ライダーは12位でゴールしている。 古里は「やれることはやった」と、淡々とレースを振り返る。もどかしさが、言葉ににじんでいた。 「やれることはやりました。残念としか言えません。率直に感じたことは、バイク差かなと。(ホンダのマシンは)ストレートが遅いんです。でも、そんなことを言っても仕方ないですから。ただ、今日はコーナーで一番速く走れていると思えました。よく走れていたということなので、それはポジティブにとらえたいですね」 鈴木竜生(リキモリ・ハスクバーナ・インタクトGP)は最初のレースで転倒を喫した直後に赤旗中断が発生し、ピットに戻ることができた。再開後のレースにも出走したが、1回目の転倒が影響して再び転倒。リタイアでレースを終えた。 次戦、MotoGP第8オランダGPは、オランダのTT・サーキット・アッセンで、6月28日から30日にかけて行われる。
伊藤英里_Eri Ito