パリ五輪「金」堀米雄斗・吉沢恋ら、スケボー最高峰「SLS」東京大会に集結…有明で23日
スケートボード・ストリートの世界最高峰ツアー「ストリートリーグ」(SLS)東京大会(23日・東京有明アリーナ)の実行委員会が6日、出場選手を発表した。
男子の軸になるのは、五輪連覇中の堀米雄斗(三井住友DSアセットマネジメント)。昨年のSLS東京では「9クラブ」と呼ばれる高得点の目安となる9点台を連発して優勝するだけでなく、「ノーリー・バックサイド270ノーズスライド・270アウト」を披露。「ユウトルネード」と命名されたトリックは自身の代名詞にもなった。
白井空良(そら)(ムラサキスポーツ)は、パリ五輪4位入賞後にXゲームズ千葉大会で金メダル、直近のSLSシドニー大会で優勝と勢いに乗る。一発の技を競うSLSのAPEXで優勝経験もある根附海龍(ねつけかいり)(DC Shoes)は切れ味鋭いヒールフリップ系の技で注目を集める。
海外勢では、2022年SLSスーパークラウン(年間王者決定戦)の覇者グスタボ・リベイロ(ポルトガル)、23年SLSスーパークラウンを制したジオバンニ・ヴィアンナ(ブラジル)、東京五輪銀メダルのケウビン・ホフラー(同)らが参戦する。
女子は東京五輪金メダルの西矢椛(もみじ)(サンリオ)、同銅メダルの中山楓奈(ふうな)(ムラサキスポーツ)、パリ五輪女王の吉沢恋(ここ)(ACT SB STORE)、同銀メダルの赤間凛音(りず)と日本勢メダリストが勢ぞろい。23年世界選手権覇者の織田夢海(ゆめか)(サンリオ)も出場する。
海外勢では五輪2大会連続メダルのライッサ・レアウ(ブラジル)、テクニカルな滑りを見せるクロエ・コベル(豪)ら世界を代表するスケーターが集結する。