偽ロレックスを繰り返し売却容疑、男15人逮捕…SNSで集まり被害計3640万円か
偽造された「ロレックス」の腕時計を本物と偽って買い取り店へ繰り返し売却したとして、高知県警は13日、24~51歳の男15人を詐欺容疑などで逮捕したと発表した。県警は、被害が中四国7県の21店舗で総額約3640万円に上るとみている。 【写真】容疑者たちが売っていた偽ロレックス
逮捕されたのは、高知市、無職の男(28)(詐欺罪で起訴)ら。県警によると、15人は、10人と5人の別のグループで、それぞれ指示役や売却の実行役、現金の回収役など役割を分担していたという。県警はSNSなどを通じて集まった「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」とみて首謀者の特定や組織の解明を進める。
発表では、男らは7~8月、偽のロレックス社製の腕時計をブランド品買い取り店21店に持ち込み、13点分約3640万円を詐取するなどした疑い。店側から連絡を受けた県警は8月以降、15人を順次逮捕した。