「やっと優勝できた」松山英樹の後輩が悲願の逆転初V 「いつか追い越したい」【アマゴルフ・カンサイカップ】
上位2人に豪PGAツアー出場権
若手ゴルファーの育成と強化を図るアマチュアゴルフの「カンサイカップオールジャパン学生トーナメント2024」が26、27日に福岡県那珂川市の筑紫ケ丘GC(6805ヤード、パー72)であり、東北福祉大3年の田﨑春樹(福岡・沖学園高出身)が通算9アンダー、135で初優勝を飾った。 ■原英莉花が透け感スカート、臼井麗香セクシーデコルテ!【前夜祭写真】 東福岡高2年の吉永匡一郎が4打差で2位に入り、さらに1打差の3位に沖縄・エナジックスポーツ高1年の呉屋陽星が続いた。田﨑ら上位2選手は11月に開催されるオーストラリアPGA(プロゴルフ協会)ツアー、NSWオープンへの出場権を獲得した。
九州アマ選手権で3年連続2位…「シルバーコレクター」ついに返上
首位と3打差の2位から出て、逆転で栄冠を手にした田﨑は「中学生のころから出場している大会でやっと優勝できてうれしい。将来は世界で活躍できるプロゴルファーになりたい」と目を輝かせた。 毎年5月の九州アマチュア選手権で2021年から昨年まで3年連続2位。わずかな差で頂点を逃しつつ「必ず勝って見返してやる」と雪辱を誓っていた。大会は違うが、大学生となって初めての優勝。「シルバーコレクター」の称号を返上し「学校でショットとアプローチの意識改革に取り組んでいる成果が出た」と笑顔を見せた。 目標は、今夏のパリ五輪男子ゴルフで銅メダルを獲得した東北福祉大ゴルフ部の先輩、松山英樹。「自分も五輪やマスターズのステージに立ち、いつか松山さんを追い越したい」。21歳は意欲満々に語った。(山崎清文)
西日本新聞社