賃貸でも自分好みのインテリアは作れる!プチDIYでキッチンを一新【パリ在住・井筒麻三子】
人気YouTubeチャンネル「GOROGORO KITCHEN」のMamikoこと井筒麻三子さんが、パリでの家探しや新しい暮らし方を綴ります。 【ビフォー画像】プチDIY前の井筒さん宅のキッチン 引っ越した家は、以前よりやや広くなったものの、相変わらず賃貸物件であり、オシャレさはない近代建築。前の家と同じ大家さんの物件なため、インテリアにこだわりがあったりするわけでもない。 特に私が「……」と思っていたのは、キッチン。料理好きなので、スペースが広くなったのはとても嬉しいのだけれど、カウンタートップの柄がイマイチ。というか、気に入らなさすぎる。なんでわざわざ、公園の砂場みたいな柄を選んだんだろう……と不思議でならなかったほど変な柄だった。 これはなんとかしなくてはと思っていたのだが、インテリア系の情報サイトを見ているうちに、貼って剥がせるシートでカバーする手立てがあることを知った。賃貸だから本気の改装は不可能だけれど、これなら割と簡単に自分で出来そうだし、現状復帰できる点もいい。早速フランスのアマゾンで貼って剥がせるリメイクシートを探した。
我が家のキッチンは全体に白っぽく、戸棚は白、床は白~グレーの色みのタイルになっている。シートは茶、グリーン、アイボリー系までいくつか取り寄せて考えたもの、やはり全体の色調を考え、白~グレー基調の大理石風シートを使うことにした。 夫は当初「本当に大丈夫なのか? チープな印象になるのでは?」と懸念していたらしいけれど(貼り終えた後に言われてびっくり)、カウンタートップに貼ってみたら、私的には大成功。へんちょこりんな砂場模様はなくなり、ぱっと見には大理石っぽいカウンタートップに変身した。 さらに、戸棚類の取っ手も替えることに。それまでの凡庸なシルバーのものを、ゴールドのクラシカル(風)タイプに変更してみた。こちらは、当初考えていた部分的に陶器が使われているタイプが結局購入できず、第2オプションだったのだけれど、取り付けてみたら「まあ、いいんじゃない?」という気持ちに落ち着いた。 たった2点、正直DIYというほどでもないほど簡単なリメイクだったけれど、キッチンの雰囲気はだいぶ変わった気がする。夫はすっかり気をよくし、「戸棚のドア自体も安普請感だから、それも変えたら?」なんて言っているほど。でもドアは四隅がカーブしてるから難しいと思うんだけれどなあ……。 何はともあれDIY後の様子はYouTubeの最新動画でもご紹介していますので、ぜひご覧いただけたら! 撮影/Yas
井筒 麻三子