ドジャース ブルペンデーも初回からバタバタ 先頭四球→暴投でミスも絡んで先制点失う 救援陣準備のスクランブル態勢に
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース-メッツ」(20日、ロサンゼルス) ドジャースが初回に先制点を許した。ブルペンデーとなった一戦で、いきなりバタバタ状態になる悪循環をのぞかせた。 コーペックがいきなり先頭のリンドーアにストレートの四球を与えてしまうと、暴投で二塁へ進んだ。ニモの二ゴロ間に1死三塁となると、ビエントスは三振に仕留めたが、続くアロンソは詰まりながらも二塁前の小フライとなってグラウンドに落ちた。 これを二塁・テイラーがベアハンドでキャッチし一塁へスローするも悪送球。記録は適時内野安打と失策が記録された。ここでブルペンが動き出す中、コーペックは四球を与えてなおも2死一、二塁となったが、マルテを右飛に仕留め、何とか最少失点で切り抜けた。 それでもその裏、大谷翔平選手が先頭の第1打席で中前打を放って出塁。1死後にT・ヘルナンデスが今シリーズ初安打を放って一、三塁と好機を拡大すると、エドマンが左翼線へ2点二塁打を放ち、一気に試合をひっくり返した。 二回から2番手でマウンドに上がったのはカスパリウス。8月31日にメジャーデビューを果たした25歳の右腕に託した。