【選手権】東海大相模が東北学院を破り準々決勝へ!初出場で全国8強入り
1月2日、第103回全国高校サッカー選手権大会3回戦が行われ、Uvanceとどろきスタジアムby Fujitsuで行われた第1試合では東海大相模(神奈川)が東北学院(宮城)に3-0で勝利し。1月4日に行われる準々決勝に駒を進めた。 【フォトギャラリー】東北学院 vs 東海大相模 東北学院は1回戦で奈良育英(奈良)と対戦し、先制しながら追いつかれる嫌な展開も、後半に2ゴールで突き放し42年ぶりの選手権勝利。2回戦では滝川第二(兵庫)と対戦。押し込まれながらも我慢強く無失点で耐え、後半にセットプレーで先制、1-0で逃げ切った。 対する初出場の東海大相模は2回戦からの登場。草津東に先制を許したが、前半のうちに同点に追い付くと、試合終了間際にDF5佐藤碧が決勝ゴール。劇的な勝利で2回戦を突破してきた。 地元開催の声援を背にキックオフから東海大相模が攻勢にでる。すると5分、左サイドからMF6長井隆之介(3年)がクロスを入れると、MF8小林晄也(3年)がヘディングシュート。これがクロスバーに当たり下に跳ね返ると、ゴールラインを割ったとの判定。東海大相模が幸先よく先制した。 早くもビハインドとなってしまった東北学院だが、失点後は前への意識を高め相手を押し返す。チャンスになりかけるシーンまでは作ったが、シュートまではなかなか辿り着けなかった。 東海大相模はDF5佐藤碧(3年)のロングスローでしかゴール前に侵入出来ない時間が続く。しかし45+1分、右サイドからその佐藤のロングスローにDF3塩田航央(2年)がヘディングで合わせゴールに突き刺した。 後半に入ると2点を追う東北学院が攻勢に出る。DF2壱岐翼(2年)を投入した右サイドを中心に相手を押し込む。前半はシュート0本だった中、3本連続でシュートを放っていった。56分には左サイドを崩しクロスに壱岐が飛び込みダイビングヘッド。しかしこれも枠を捉えられず。 するとここを凌いだ東海大相模に追加点。71分、分厚い攻撃を仕掛けると、ボックス右深くからの折り返しをFW11辻将輝(3年)がコントロールからネットに突き刺した。 このゴールがダメ押しとなり、東海大相模がそのまま3-0で勝利。初出場ながらベスト8に進出を決めた。 (文・写真=会田健司)