【独自】なぜ…事故直後に“再び車が衝突”自転車を押し込む 専門家「事故時こそ冷静に確実な操作を」 東京・大田区
東京・大田区で10日、自転車と車の衝突事故が発生した。 映像には車が衝突後、再び前進し、自転車を押し込む様子もとらえられていた。 交通事故鑑定人によれば、運転手がパニックに陥ったことによる操作ミスが原因と考えられるという。 【画像】角から出てきた車が子どもを乗せた自転車に衝突する瞬間(計8枚)
衝突した自転車を押し込むように前進
東京・大田区で10日、自転車と車の衝突事故が撮影されていた。 撮影者によると、自転車の後ろには子どもが乗っていたというが、事故直後、子どもはすぐ立ち上がっているようにうかがえる。 この事故をよく見ると、衝突した直後、車は再び前に動き出し、衝突した自転車を押し込むようになっている。 自転車に乗っていた女性は衝突後、すぐには立ち上がれない状態だった。
2次被害防止へ…「冷静に確実な操作を」
なぜ、車は衝突後、前進してしまったのだろうか。 交通事故鑑定ラプター・中島博史交通事故鑑定人は「あわててしまってブレーキを離してしまった。あるいはギアの切り替えがうまく起きていなかったようなときに、思わぬ方向に進んでしまうことがあります。それによって2度目の衝突まで起きてしまった可能性があります」と話す。 また、「このような2次被害を防ぐためには、自分の車の特性をきちんと把握しておき、事故のときこそ、冷静に確実な操作をしてほしいと思います」と話している。 (「イット!」 5月14日放送より)
イット!