17日(火)は中秋の名月です。お月見は雲の隙間からという所もありそうですが、広範囲でチャンスがありそうです。局地的なにわか雨や雷雨には注意をしてください。東日本・西日本を中心に厳しい残暑となるでしょう。

17日(火)夕方の天気分布

　17日(火)は北海道は午前は雨の所がありますが、午後ほど晴れそうです。東北から九州にかけては、晴れる所が多いものの、午後は局地的ににわか雨や雷雨があるでしょう。北陸は午前から雨の降る所がある見込みです。沖縄は午後ほど雨が降りやすくなって風の強まる所もあるでしょう。なお、沖縄には18日(水)から19日(木)にかけて台風14号が近づきそうです。

17日(火)午後9時の夜空の様子

　月は暗くなると東の空から昇り始め、夜遅くには南の空高くに見えるでしょう。高いビルなどで視界が遮られる場合は、月が遅い時間ほど空高い所に浮かぶので次第に見えやすくなります。お月見は、北海道や東北南部、関東から九州の太平洋側を中心にチャンスがありそうです。雲の間からという所も多そうですが、月の光で雲が色づく「彩雲（さいうん）」などの現象もみられるかもしれません。

17日(火)朝の予想最低気温

　北日本は16日(月)の朝は肌寒いくらいの所もありましたが、17日(火)は平年を上回るような気温に戻りそうです。東日本や西日本を中心に25℃以上の所もある見通しです。

17日(火)日中の予想最高気温

　福岡は35℃と猛暑日になる予想です。東京や仙台なども厳しい残暑が戻ってくるでしょう。再び真夏並みの暑さ対策が必要になりそうです。 （気象予報士・菊池真以）