神戸 口コミ評価サイト全国1位ホテルの「最高のおもてなし」とは?
神戸の街を元気にすることを目指す
──人材育成も徹底しているとか。 檜山総支配人:人材教育は採用から私が入っています。勉強ができるかどうかは関係ない。個のキャラクターが強い人を採用しています。たくさんの個性があれば、よりおもしろい。情熱のある人を元々採用しているのですが、研修もすべて私がやっています。 ──部屋数にもこだわりがあるそうですが? 檜山総支配人:部屋数は70にしている。それ以上増えると、お客様対応ができない。それと客室すべてがスイートタイプ。オーシャンビューのテラス付きです。バリアフリーも実現しました。「スモールラグジュアリー」をコンセプトにしています。快適に過ごして頂けると思いますよ。 ──今後の取り組みは? 檜山総支配人:11月1日で8周年を迎えました。阪神淡路大震災から10年経った時、神戸の人口がようやく戻ったけれども、神戸の街が元気がないので、神戸市がこのあたり一帯を事業コンペで神戸の賑わいを取り戻して頂ける企業に譲りましょうという中で、このホテルはトップバッターとして選ばれました。食材にこだわっているホテルでもありますし、使命と言うのはホテルが繁栄するだけでいいというのではなく、神戸の街を元気にすることを目指して出来ました。今後もそういう取り組みをしていきます。 ホテル業界はインバウンドの影響で、どこも部屋数が足りず、近年増設が一気に行われたが、EUショックもあって、今後は淘汰されていくのではないか。 (文責/フリーライター・北代靖典)