【NFL】再び脳しんとうのドルフィンズQBタゴヴァイロアに引退の予定なし
タゴヴァイロア離脱後はバックアップQBスカイラー・トンプソンが試合を引き継ぎ、最後まで司令塔を務めた。タゴヴァイロアのタイムラインが未定の中、ドルフィンズは練習生枠にいるベテランQBティム・ボイルを昇格させる見込みだ。
タゴヴァイロアはNFLキャリアを通して脳しんとうを起こした過去がある。
2022年には脳しんとうの影響でプレーオフも含めて5試合を欠場している。その年のシーズン第4週、シンシナティ・ベンガルズ戦では担架で運び出され、2試合を欠場。クリスマスデーのグリーンベイ・パッカーズ戦で再び脳しんとうを発症、残るシーズンを棒に振った。
これまでの5シーズンでタゴヴァイロアは55試合に出場、1万3,122ヤードのパスを投げて83回のタッチダウン、インターセプトは40回を記録している。2020年NFLドラフト全体5位指名でドルフィンズに加わったタゴヴァイロアは先発QBとして33勝20敗の戦績だ。
また、タゴヴァイロアとドルフィンズは今オフシーズンに4年総額2億1,240万ドル(約298億4,262万円)の契約延長に合意している。