広島・ドラ4渡辺“鉄人ロード”突き進む 丈夫な肉体を武器に一流選手へ 高校&大学で一度もケガなし
広島からドラフト2位指名された佐藤柳之介投手(22)=富士大=と4位指名された渡辺悠斗内野手(22)=同=が1日、岩手県花巻市の同大学で白武スカウト統括部長、近藤スカウトから指名あいさつを受けた。 【写真】プロでの活躍を誓った佐藤と渡辺 大学で主軸を張る渡辺は“鉄人ロード”を歩んでいく。高校、大学の計7年間で一度もケガをしたことがないというタフな男は「離脱は一回もなくて。キャッチボールで投げ過ぎて肘が張っちゃったというのがあったぐらいです。それ以外は練習を外れることもなく、ずっと取り組んでいました」と語った。 強い体の源を問われると「よく食べて、よく寝ることですかね」とちゃめっ気たっぷりに笑う。プロで目指すのは、ケガせず試合に出続けるプレーヤー。球団OBの金本知憲氏は、1492試合連続フルイニング出場の世界記録を持つ。偉大な先輩は自身と同じ、ドラフト4位でカープに入団。「ケガしないで出続けることを一番、期待されると思うので、絶対にケガはしたくないと思います」と誓いを新たにした。 大学3年秋には首位打者に輝き、4年春には最多本塁打と最多打点をマークするなど、勝負強い打撃が売り。チームメートの佐藤と同じチームへの入団には「とても心強いし、投手としても心強い。2人で頑張っていければ」と共闘も誓った。丈夫な肉体を武器に、一流選手へと駆け上がる。 ◇渡辺 悠斗(わたなべ・ゆうと)2002年7月7日生まれ。22歳。東京都出身。181センチ、98キロ。右投げ右打ち。捕手、内野手。福生三小で野球を始め、中学時代は福生シニアでプレー。堀越では1年秋からベンチ入り。富士大進学後は1年秋からリーグ戦に出場。3年秋には捕手で、4年春には一塁手でベストナインを獲得した。50メートル走6秒6。遠投120メートル。趣味はサウナと睡眠。好きな俳優は堀田真由。好きなアーティストはあいみょんで、登場曲にする予定。