出されたお茶を飲むのはNG?【ビジネスマナー】「謎マナー」の実態と正しい対応とは
おわりに
「誰に対する気遣いなのかわからない」ような形式的なマナーは、時代の変化とともに「不要だ」と判断され、その基準が変わってくることがあります。大事なのは、形式的なマナーよりも、ビジネスマナーの本質である「相手への思いやりの気持ち」を大切にすることです。状況や相手に応じて、敬意や気遣いを伝えるためにそのマナーが必要かどうかを考え、臨機応変に判断をしましょう。ビジネスをスムーズに進めるための礼儀や作法、所作と認識してくことが大切です。 <筆者情報> ライター:能美黎子 大学卒業後、新卒にて最大手保険会社にて約7年秘書の経験を経て、ITコンサル企業の社長秘書に転職。その後、数社の社長秘書を経験し秘書歴約15年となる。秘書検定準1級を取得。 今までの経験を活かし、接遇や礼儀作法、マナーなど“品格”を大事にした執筆作業を行なっている。 ©Kei A/Adobe Stock
能美黎子