タミヤ1/24最新カーモデル最速製作レポート開始!【達人のプラモ術<ポルシェ911 GT3 RS(992)>】
お待たせしました!【達人のプラモ術】新テーマスタートです! 今回製作するのは、10月に開催された『第62回全日本模型ホビーショー』にて、タミヤが1/24スケールでキット化を発表し、大いに注目を集めた「ポルシェ911 GT3 RS(992)」です。発売は12月7日なので最速の製作レポートです!(全6回の1回目) 【リアルな仕上がりを見せる「ポルシェ911 GT3 RS(992)」のコクピット】 タミヤ 1/24スポーツカーシリーズNo.370 「ポルシェ911 GT3 RS(992)」4950円
タミヤ最新のポルシェ911
タミヤはこれまでも、1988年の911ターボ、93年の市販レーシングカー911GT2、1997年型911GT3、レースで使用された911GT1を1/24スケールでモデル化。今回キット化されたポルシェ911 GT3 RS(992)はタミヤの1/24スポーツカーシリーズとしてはNo.370となる最新キットとなります。 キットは全長190mm、全幅85mm、全高55mmで、ボディ各部に設けられたエアベントや整流フィンを装着した迫力ある911 GT3 RSのスタイルを再現。ボンネットやルーフの特徴的なカーボン素材、ダッシュボード、メッシュ素材のシートやドア内張りはデカールが付属。ミラー面やハイマウントストップランプはリアルな金属製インレットマークが用意され、ホイール内に見えるブレーキキャリパーがディスクと別パーツ化されるなど、見せ場はキッチリと押さえたタミヤらしい構成となっています。
ポルシェ911とは
1963年のフランクフルト・モーターショーで発表され、1964年に発売。以来、現在に至るまで常に第一級の走行性能を持つポルシェのフラッグシップモデルです。デビュー当初から一貫して「水平対向6気筒のリアエンジン車」としても知られています。 ポルシェ911 GT3 RSは、2022年に発表されたサーキット走行を重視した公道走行可能な高性能ロードカーになります。体各部にCFRP(※1)を多用することで軽量化を実現。ボンネットやフェンダーにベントを設けて、前後のホイールアーチやルーフに整流フィンを装備。さらに大型リアウイングは可変式の「DRS/空気抵抗低減システム」を採用してエアロダイナミクスを徹底的に追求しています。 525馬力4リッター自然吸気水平対向6気筒エンジンをリアに搭載し、最高回転数9000rpm、0-100Km/h加速3.2秒、最高速度296km/hというパフォーマンスを発揮します。 (※1)CFRPとは 2つ以上の素材を組み合わせた複合材(コンポジット)の一種で、炭素繊維(カーボンファイバー)を強化材として加えたものをCFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics=炭素繊維で補強・強化されたプラスチックの頭文字をとった略語)と呼ぶ。炭素繊維は、高剛性、高強度といった特徴に加えて導電性・耐熱性・低熱膨張率・自己潤滑性・X線透過性」といった特性を兼ね備えている。