決勝は17年ぶりの東洋大姫路と7年ぶりの智弁和歌山 近畿高校野球
秋季近畿地区高校野球大会は3日、神戸市のほっともっとフィールド神戸で準決勝があり、東洋大姫路(兵庫1位)と智弁和歌山(和歌山1位)が決勝に進んだ。 【写真】市和歌山―智弁和歌山 五回裏智弁和歌山2死三塁、藤田が勝ち越し適時打を放つ=2024年11月3日午後1時44分、ほっともっとフィールド神戸、渋谷正章撮影 東洋大姫路は天理(奈良1位)を11―3(7回コールド)で下し、優勝した2007年以来、17年ぶりの決勝進出。智弁和歌山は市和歌山(和歌山3位)との和歌山対決を6―1で制し、7年ぶりに決勝へ駒を進めた。 決勝は4日正午からほっともっとフィールド神戸で行われる。 【経過】東洋大姫路は一回、先頭の渡辺拓が三塁打で出塁し二ゴロで生還。2死一、三塁から白鳥が適時打を放ち、この回2点を先制した。二回は敵失で1点を追加した。 天理は四回2死三塁から下坊、石井の連続二塁打で2点をかえし、五回に吉田の適時二塁打で追いついたが、東洋大姫路は五回、桑原の勝ち越し適時打や、白鳥の3点二塁打など打者12人で8点を加えて突き放した。 【経過】智弁和歌山は一回、荒井の犠飛で1点を先取。市和歌山は三回2死二、三塁から敵失で追いついたが、智弁和歌山は五回、藤田の適時打と福元の本塁打で3点を勝ち越し、七回にも福元が2打席連続となる本塁打を放ち、リードを5点に広げた。 智弁和歌山は渡辺、宮口の継投で四回以降無失点で切り抜けた。
朝日新聞社